冬の飯田線2017。

晦日から出発し、三が日までを過ごす冬の飯田線。前半は異例なほど暖かく全日を通して好天に恵まれ、快適な旅となった。
12/31 東京→豊橋→豊川・豊川稲荷 クラウンヒルズ豊川泊

新幹線に乗り込み、出発。静岡で初夢かというくらい富士山が見事。

豊橋の駅ビルで晩ご飯など買い物して、飯田線に入る。
お宿で主様友人と合流。豊川稲荷へ。

行列がまったく社の門すら見えない位置から並びだしてびっくりするも、スムーズな列捌きで例年より楽に感じた。
お参りして、神社にご挨拶。のち、甘酒、りんご飴と屋台を楽しむ。
帰り道に見つけた「いなりん」のマンホール。可愛らしさでは弧娘ちゃんだと思うけれど、これはこれでインパクトがあって有りだと思った。
お宿に戻り、就寝という名の仮眠。
1/1
豊川→田本→為栗天竜峡・龍峡亭泊
ちっちゃい人達期待の田本に雪は無く、わずかに霜が降りるくらいの暖かい新年。

ゆったりと朝食を取って、為栗へ。
和知野川のキャンプ場まで移動。線路下の金属蝕が寒々しくて綺麗。

川岸で今年も羽根つきを試みるもやや風があり、勝負にならない。

日陰の川端まで歩いて行くと、美しい光景が。水たまりと石の境が雲形に凍り不思議な形を描き、薄氷は水晶のように伸び、霜が枯れ草をハリネズミにする。


青空にりんご飴。

和知野川の流れ。全体を眺めるようにすると、穏やかそうに見えるがところどころ凄まじい流れがある。

列車で天竜峡まで。本日のお宿へ入り、年始のご挨拶。温泉に入り、ゆったり。
1/2
天竜峡→鼎・赤門や→田切→下諏訪

天竜峡から駅まで渓谷沿いの遊歩道を歩く。下を覗くとターコイズブルーに白を足したような色の流れ。

鼎駅にて。

和菓子屋さんでお茶を淹れて貰って、のんびりのち、田切へ。いつもの大田切川は川岸工事の為川沿いは断念、駅で昼食休憩。
下諏訪へ抜けて、諏訪大社でお参り。今回のおみくじはなかなかちっちゃい人達に鋭く、流石の諏訪大社

本日のお宿、山王閣へ。長年夏に冬にとお世話になってきたけれど、今回が最後の宿泊となるようだ。建物の老朽化と土地を神社に返却する為だと聞いている。ここの温泉の湯質がとてもお気に入りだった。
1/3
下諏訪→上諏訪・タケヤみそ会館→くらすわ→上諏訪→新宿→両国→門前仲町
今回はタケヤみそ会館へ行ってみることに。上諏訪から諏訪湖沿いに歩く。

下諏訪の主様友人と合流。タケヤみそ会館は、様々な種類の味噌の試食販売があり、狙いはこちら、一杯100円の豚汁とごまみそソフト。

みそソフトは予想外に美味しかった。
豚汁はだしは入っていないと聞いて驚く。みその塩が効き過ぎているということが無く、豚汁らしい味になっている。
くらすわへ移動してベーカリーで買ったパンで昼食。ずっと和食中心だったので、パンが美味しい。食後に諏訪湖を散歩して鴨を追いかけたり、高く揚がる凧を眺めたりする。
上諏訪まで送ってもらい、スーパーあずさで新宿へ。

上諏訪の湖畔沿いはさすがに寒かったけれど、全体的に暖かく過ごしやすかった。無事帰宅出来て何より。新しい一年が始まった。