きりんストロベリーのリュック。

晴れ
先日、倅くんに旅行用のリュックを買った。姫さんには作るつもりでいたので、気力の満ちているうちに製作に取りかかる。
だいたい何を選ばせても「ピンク」な姫さんである。自由に選ばせると、偶に「それはどうだろう」という謎の柄を選ぶようなセンスの持ち主でもある。そんな姫さんが珍しく生地屋さんで可愛らしいきりんの柄を選んでいたのだが、残念ながら生地はキルティングで、イメージしていたリュックとは違った為、何とかなだめて買わずに帰って来た。
では、きりん柄を作ってみよう。

けしごむはんこでやや大きめのきりんを一つ。しっぽには最近お気に入りらしいいちごをつけて。きりんの本体部分と、いちごに色を付けたいので、3色刷りのパーツを彫る。さらに、いちごはんこをもう一つ彫って、これにもカラーパーツをつける。
麻混の生成り生地に、少し間隔を開けてぽんぽんときりんを押していく。
アンティークなアメリカンというのか、キャラクターもののような雰囲気が出るといい。
間にランダムにいちごを押して、黄色とピンクを重ねていく。はんこがいつもより大きめなので、短時間で柄布が完成。

倅くんが最近まで使っていたリュックは、同じく作ったもので、スクエアのファスナーのもの。今回は、巾着タイプにしてみたい。
全く同じでは無いけれど、参考にしたのは、こちら。
http://hanagajua.ti-da.net/e3508729.html
サイズとしてはもう少し大きく、縦幅を少し長めにして、ペットボトルが入るようにしたい。
倅くんの時に学んだリュックの基本、生かせるか。
細切れの時間をつなぎ合わせて、2日かけて製作、完成。

確かユザワヤで、生地の折り部分に色焼けがあって激安だったピンクの水玉生地。どう取っても焼けて色が薄くなっている部分が入ってしまうので、その部分にレースを重ねて誤魔化したら、それがなかなか可愛らしい。底の水玉生地は、裏に薄地の接着芯を張ってある。
基本は、まち付きトートバッグを二つ作って重ねる作り方。オリジナルの作り方としては、裏地を長めに残し、表地と90°ずらして重ね、長めにした生地を折り返し、そのまま巾着の糸を通す部分にする。こうすると、ミシンをかける部分が減る。

表地と裏地で、まちが90°ずれるが、裏地に薄手の生地を使ったので、中はふんわりとしていて、気にならない。
フタはマグネット式にした。姫さんも開けやすく、見た目もシンプルだ。
完成品を姫さんに背負って貰ったところ、ぴったりサイズ。気に入ってくれたようでほっとした。
次の遠出ではおもちゃやお菓子飲み物をこのリュックに入れ、自分で持ってくれることを期待する。