「一番古い駅は何?」

滋賀・長浜:雨のち晴れ
唐突に倅くんが聞いてきた。「いちばんふるいえきは何?」と。そこから始まった今回の旅、滋賀県は長浜。
この長浜駅が日本で一番最初に出来た駅だとか。
青春18切符を入手して、途中乗り換えを挟み、長浜に降り立つと、降っていた雨は止んだところだった。秀吉の作った街、とあるだけあって、マンホールもひょうたん。

現在使われている駅から400m程のところにある旧長浜駅舎。

改修・補修されているものの、外観はやはり古い。
展示は大きく二つに分けると、子供向けのプラレール館と車両展示。
ちっちゃい人達はここで延々遊ぶ。ベンチに座っていると連日の睡眠不足が祟って、異様な睡魔がやって来た。うとうとしながら子供達の声でふっと覚醒したりする。気付くと車両展示を見ていない。

車両展示は、ED70とD51。西条の鉄道歴史パークにどことなくつながるような木造の組木風屋根が印象的。
現在の長浜駅にある看板、「長濱驛」。

帰りの車窓から。ふと見ると、何とも美しい風景。

長浜は、遠かった。18切符でコトコト赴いていることもあるのだが、日帰りとしては限界に位置するかも知れない。