緊迫と金箔の金沢。

前日から出張で金沢入りしている主様と現地集合するという、久々の出張に便乗旅行。新幹線の指定の切符と、金沢駅の派手な門の下とだけ約束しての待ち合わせ。
少し時間に余裕を持たせて東京駅で列車の撮影。


当日、新幹線の切符だけは忘れてはならないとうプレッシャーで何度か切符を確認したものの、見事に携帯を忘れて出発していたらしい。気付いたのは、新幹線撮影を済ませて、無事「かがやき」に乗車してから。
うわぁ、どうしよう、通信手段がない。そうだ!新幹線に確か公衆電話があったはず!と見に行くと、1000円分のカードを購入しなければならないようだ。これはもう着いてからの成り行きにまかせるしかないなぁ・・・。座席に戻って主様に「私は携帯を忘れました」という念を送る。

どうしようどうしようと緊迫の鼓門の下。約束通りに主様が来ていたので、無事合流。よかったぁ。
携帯電話がないとこんなにどきどきするのかぁ。普段あまり使っていないだけに、予想外の緊迫感。ここからもまだ絶対にはぐれるわけにはいかない金沢観光は続く。
近江町市場へ向かう。加賀毛針のお店や、金箔を使ったオブジェなど、あぁ、金沢と思うものがちらほら。


近江町市場の入り口から。

海産物がずらりの商店街。奥には加賀野菜のお店も。
好きなものを選んでお昼にする。握り寿司が安い。倅くんは迷わずまぐろ握り。こちらはボタンエビの刺身。美味しい!

ノドグロの刺身。

初めて食べたのだが、ほのかに甘くてなかなか美味しい。
買い物を楽しみつつ、浅野川を渡り、ひがし茶屋街へ。

途中お味噌屋さん、加賀野菜を使ったお菓子のお店など立ち寄りながら、移動、お宿のある片町方面へ。
立ち寄った安江金箔工芸館。

金箔の作り方を紹介する小さな博物館だが、この時偶々漆と金箔などを使った現代美術の展示がされていて、これが好みの面白さ。改めて、漆はいいよなぁと実感。

手鞠のお店。綺麗。やっぱり工芸の街、金沢。街中にもアート作品がごろごろしているし、凄く作りたい欲が湧き出す土地だ。
かなりの距離歩き通して、お宿へ。足が疲れたのか、気が疲れたのか、早めに就寝。