すみだ水族館。

バスで一本、1人でなら歩いて行ける距離にある水族館、すみだ水族館に行ってみた。
都会のど真ん中水族館だけあって、やはり、というか入場料がお高い。2回通って元がとれてしまうので、思い切って年間パスポートにしてしまう。入り口で顔写真を撮ったら、あっという間にカードが完成して驚く。
今回印象的だった展示はー。
・怪しげクラゲ研究室。

マッドな雰囲気漂うクラゲ飼育室には、まだ泳ぎだして数日の赤ちゃんクラゲも展示。ライトの使い方なのだろうけれど、独特の空間。

小振りのハナガサクラゲがたくさん入っていて、鮮やか。
・小さなボックス水槽。
壁面に展示された小さな水槽には個性的な魚たちがそれぞれ入る。
中でも、ボロカサゴが珍しかった。

・にょろにょろの長水槽。
ニシキアナゴがからまりそう。

チンアナゴとニシキアナゴ類の水槽。もう、この長い水槽にみっしりと。どこの水族館にもいる魚だけれど、やり過ぎ感のあるこの数を集めたのはここぐらいではなないだろうか?

初めてかも知れない!チンアナゴのしっぽ。なかなか穴から出てこない種類なので、かなり貴重。ちょうとこの時ご飯タイムだったらしく、エサを食べに穴から出てくる姿や、おとなりさんと喧嘩する姿も見られた。
・アシカのご飯タイム。

飼育員のお兄さんが一頭一頭の特徴を説明してくれ、ぐるぐる回ったり声をきかせたりとパフォーマンス性の高いえさやりタイムだった。
・江戸の華、金魚。

金魚の水槽が並ぶ一角は一際鮮やか。金魚の提灯や和紙の文様と調和させた展示が見物。
こちらはエドニシキ。

・原色の世界、くらげの万華鏡トンネル。

期間展示だろうか、蜷川実花作品とクラゲのコラボレーション企画らしい。チカチカしたトンネルの中を潜っていく。クラゲはカラージェリーフィッシュミズクラゲが主なので、クラゲを見るというよりはキラキラチカチカした雰囲気を楽しむ感じ。

全体としては規模は小さい。1時間もあれば回りきれる小さな水族館だが、デートスポットとしてオシャレーに作ってあり、休憩できるベンチや喫茶店が水槽前に開放して作ってあるなど、ゆっくりして良い造りになっている。平日の昼間なら、子供連れでも大丈夫な人入りだった。姫さんと2人分の年パスを作ったので、気軽に来たいところ。