市立しものせき水族館 海響館

連絡船で門司についたところから見えるところにある、海響館。思っていたより大きくて立派な建物。
この日一日の行程がやや厳しく、体力的に余裕があまり無い状態で入館したのが悔やまれるが、記録しておきたい印象的な展示はー。
・渦ができるまで待って潮流水槽。

露出失敗の写真しかなかったのだが、右の奥に少し写っているのが竜巻のような渦。左手から流れ込んでくる海水の流れによって出来る。海峡を歩いて渡る前に通った遊歩道から見えた海面は、ざわざわと引き込まれそうに動いていて、渦というはっきりした流れではなかったけれど、海面下の流れの強さをはっきりと感じた。不規則な動きは見ていて飽きない。
・近い!イワシの群れ。

たいてい大水槽か円筒水槽で展示されるイワシだが、ここはトンネル水槽。大水槽で見られるオーロラのような不思議な動きが、間近で見られて大迫力だった。
・フグフグフグ。

こちらはオルネイトカウフィッシュ。

とにかく和洋様々なフグが展示されている。見たことのない鮮やかな個体も。
・笑ってスナメリ。

泳ぐのがなかな速くて上手く撮れないスナメリだが、やっぱり笑っているように見える。今回はスルーしたが、プレイタイムでバブルリングも披露しているらしい。
・アシカも飛び込むイルカアシカショー。

何とか1日で一番最後のショーを見ることが出来た。
イルカ4頭、アシカ1頭のジャンプ多めのダイナミックなショーだった。アシカがイルカにサインを出す、またその逆など、なかなか興味深いものだった。一瞬観客も「?」となった、イルカ4頭をそれぞれ違う向きにむかせてから、ジャンプの指示を出し、それぞれ違う方向にジャンプするという技など、初めてみる技がたくさん。
予想外に広く、それぞれにちっちゃい人達が引っかかる仕掛けもあって、なかなか見応えのある水族館。特にペンギンコーナーはちっちゃい人達が抜け出せない。
水の動きや時々動きを取られる魚達が面白く、最初の潮流水槽でかなりの時間を過ごしてしまった。全体の規模を考えると時間配分を間違った気はするものの、見入ってしまう水槽であることは間違いないと思う。