ブーランジェリー・デビュー!

曇り 一時晴れ
もう随分前、主様友人宅で初めてホームベーカリーで焼いたパンを食べさせて貰って以来、漠然と「ホームベーカリー良いなぁ」「いつかは欲しいな」と思っていた。一時期手ごねでパンを作るのに嵌っていたけれど、姫さんが産まれたらそんな暇は無くなった。最近はというと、ママ友さんにお裾分けして頂くふわふわのホームベーカリーパンをすっかり当てにしていて、それが美味しく味に満足していたので、「まぁ、しばらくいいか」という気持ちでいたところー。
いつものようにふらっと覗いたヨドバシで、バゲットが焼けるホームベーカリーを発見。急にホームベーカリーが欲しい病になる。クリスマスまで待ってねだるか、誕生日まで待ってねだるかと、帰って来て色々と調べ出す。調べたところ、ふわっとしたパンならパナソニック、フランスパン好きならこれでかなり美味しいものが焼けるとあって、もの凄く試してみたくなった。そこで。クリスマスと誕生日の分前倒しで、買ってとねだることにした。
買って貰ったホームベーカリー!
T-falの「boulangerie」。

成形後、オーブンレンジを稼働しなくてもこれだけで焼けるラックが付いているのが特徴。

さて早速、一番基本のバゲットを焼いてみることにする。
ミックスとして売っているフランスパン用準強力粉は用意していないので、レシピブックにあるよう強力粉7:薄力粉3の割合で混合して使用する。
《フレンチバゲット 材料メモ》
強力粉160g+薄力粉70g 計230g
塩5g 水140g ドライイースト3g

材料を投入して、捏ねが始まり、最初はそうでもないが2回目の捏ねではかなりの音がする。捏ねは出来る限り昼間に行うようにしよう。だが、遊び疲れたちっちゃい人達は全く起きなかったので、良しとする。
成形の段階で生地を取り出して、バゲットの形にする。クープ(切れ込み)用のナイフが付属していたので、使ってみたけれど、ハサミで切った方が楽だったかも知れない。

ここから2時発酵、続いて焼き。
バゲット用のトレイに並べて、一度に4本焼き上げる。
焼き上がり。

少し焼き色が薄いかなと思ったが、少し置くと丁度良い焼き目になった。
近くに寄ると、小さくパキパキとパン屋さんで偶に聴けるパンの音がする。

試食してみたところ、皮はかなりバリッとしていて、ちゃんとバゲットだ。中はもっちりだが、ややグルテンが足りない感じがする。空気穴もほとんど無い。空気穴はおそらく成形の仕方によるものだと思われるので、これから慣れていって違いがあるか見てみたい。
味は、塩味が少し効いているので、次回もう少し減らしてみる。焼いている際、ドライイーストの特有の香りが強いように感じたけれど、食べてみるとほとんど感じない。市販のドライイースト一袋3g入りをそのまま投入したけれど、少し調節してみても良いかも知れない。
材料を入れてそのまま焼く食パンや、フレーバーのバゲット、少しレシピブックを見ただけで、やってみたいことが溢れてくる。暫く試行錯誤して、私なりのベストレシピを見つけてみたい。