シフォンケーキという衝撃。

晴れ
今週、coop自然派で頼んでいた、よつ葉の生クリームが届いた。生クリームはに合うお菓子といえば、シフォンケーキだ。
シフォンケーキを、作ったことが無い。そこで、昨晩cookpadで調べた簡単そうなレシピに沿って、分量を試しに1/3量で、昨晩、唐突に作ってみることにした。(http://cookpad.com/recipe/1028252
《ちょっと適当レシピ》
卵1個 薄力粉20g 砂糖23g 牛乳13g サラダ油13g ベーキングパウダー小さじ1くらい
コーンスターチが無かったのと、膨らむか不安だったので、こっそりベーキングパウダーを入れてしまう。
卵黄に砂糖を少し入れて混ぜ、牛乳を入れて混ぜ、サラダ油を入れて混ぜる。さらにベーキングパウダーを混ぜた薄力粉を入れ、混ぜる。別の器で卵白に残りの砂糖を入れてしっかり泡立て、メレンゲを作る。メレンゲに生地を入れて、底から返し切るように混ぜる。シフォン型が無いので、タルト型に流し込み、軽くとんとんと落とすようにして生地の空気を抜く。オーブン170℃で15分程焼き上げる。

味から言うと、良く出来ている。だが、この薄さはシフォンケーキでは無い。チーズケーキの薄さである。生地の性質はシフォンそのもの、ふわふわしていて、今までに作ったことの無い食感だった。
そして、今日、たまたま入った本屋さんでシフォンケーキの本があったので、立ち読みし、いろいろと学んだところはー。
・ベーキングパウダーは要らない。レシピにはベーキングパウダーは一切入っていなかったし、コーンスターチも入っていなかった。どうやら、パウンドケーキはベーキングパウダーの力で、シフォンケーキは卵の力で膨らませるようだ。
・混ぜる順番は卵黄→牛乳(水)→サラダ油、卵白→砂糖の二つに分ける。卵白をメレンゲにしてから砂糖を加えるとメレンゲが少し沈むので、さらにしっかり泡立てきめの細かいメレンゲを作る。
・焼き上げた後逆さにして冷やすことが重要。レシピを見ると皆、焼き上げた後シフォン型の穴の部分に瓶等を引っかけて逆さまにして冷やしている。それが生地の厚みを保ったまま冷やすコツのようだ。
生地とメレンゲの混ぜ方も細かく記載してあったが、とりあえずはこの辺りを注意して、再度挑戦したい。
レシピを見て、実際作ってみて驚いたのは、材料の少なさである。粉も少なく、バターも入っていない。例えばケーキ屋さんで、他のケーキに比べて2倍近くのボリュームでシフォンケーキが売られている理由が、ここにあった訳だ。