堅いハートをこじ開けろ!

曇り時々晴れ
どんぐりの里いなぶで入手した、信州産の和くるみを何とかしようとする。この量で490円、思わず2袋買いそうになったが、試しに1袋にしておいた。

生のくるみを扱うのは、初めてだ。どうしたら良いか分からなかったので、調べてみると、ざるのようなものに入れて、火で焦がさないように煎れば良いらしい。適当なざるが無いので、中華鍋に入れてがらがらと煎ってみることにした。

弱火で煎ると、堅い殻に少し隙間が出来る。割れそうなものからアーミーナイフを駆使してこじ開ける、とー。

綺麗なハート型が現れた。これには驚き。カリフォルニア産ウォールナッツの、脳のような形状しか知らない者にとっては、かなりの衝撃。殻の部分が大きいので、身は少ない。少し囓ってみると、ウォールナッツには無い風味がある。

さらに、料理に使う為にくるみ味噌を作る。すり鉢ですりつぶしていくとねっとりとした感覚になり、油分で照りが出てきた。今まで作ったことのある様々なナッツバターのいずれよりも粘度が高い。とても油分が多いようだ。

それにしても、殻を剥くのは一苦労。煎って隙間がうまく出来たものは良いものの、堅くて口を割らないものもある。かなりのくるみ好きを自負する自分だが、2袋買わなくて良かったな、と思った。