浅虫水族館。

短い春休み、隙を見つけて決行したのは、関東圏からアクセスの良い東北行き。

今回は浅虫水族館へ、印象的だった展示の記録を。
陸奥湾に下がるホタテの稚貝。

トンネル水槽になっている「むつ湾の海」。ホタテにホヤの養殖風景、この土地ならではの展示水槽。人の手の入った海中の光景とはいえ、ホタテの垂れ下がる風景は綺麗なのだ。
イカイカイカ!
まず、アオリイカ

世界最小のイカ、ヒメイカ

3cmくらいだろうか、指2関節ほどのサイズだがよく見るとちゃんとイカ。赤ちゃんイカのバランスではないことがなんとなく分かる。
そして、一番面白かったのがコブシメ。

最初に水槽を覗いた時はこの状態だった。寝ているかのようで全く身じろぎしない。見えているのだろうかと手をちかづけてみたところ―。

くるくると表情を変え、腕2本でカブトムシの角のような形を作ってきた。驚かせてしまったようだ。
体の色、腕の表情、ねめつけるような眼、こんなにアーティスティックなイカは見たことが無い。
・巨大ウミガメ!
全ての個体ではないけれど、ここのウミガメは大きい。水槽上部を通る時は一瞬怖いと思うくらい。
全体の規模としては小さい水族館。入り口に返却式のコインロッカーがあって、とても助かった。
屋内のイルカショープールがあり、今回は春休みということで新一年生にトレーナー体験のプレゼントが。
水族館の展示としては陸奥湾ならではの展示が良かった。一泊して改めて気付くのだが、ホタテ・イカによる恩恵のどれほど大きいことか。冷たい海の豊かさをじっくり見ることが出来る、トンネル水槽、イカタコの水槽は必見。
タッチコーナーでは滅多に触ることがないホヤに触ることができる。
全体的に一般向けの展示で規模も小さいが、地域特徴の強い展示が楽しめた。