姫さんの誕生日。

本日、姫さんの誕生日。本人のオーダーで、朝からフルーツサンド。生クリームを泡立て、フルーツをカットして並べたら、後はセルフで。てっきり外食を要求してくると思ったのだが、どうやら、半分手作りしたいというか、自分で作って食べるのがやりたいようで、昼ご飯も好きなふりかけを選んで自分でおにぎりを作る、といった感じ。
途中、清澄白河の花屋さんまで花を買いに行く。ピンクの花だけ選んで、予算を伝えお店の人に「変わってる子なので、個性的な感じでお願いします」と無茶振りしてみた。自分が選ぶと好みがはっきりしているので、お店の人に選んで貰うことはまず無いのだけれど、このお店はお任せしたらどんな感じに仕上げてくれるのかなと楽しみだった。

パンジーやピンクの花を入れつつも、何だか分からない蓋のついた花、野菜のケールにユーカリの葉、とんがった固いつぼみなどが入った個性的なブーケ。なるほど、こうまとめるのかぁ、と納得。姫さん的には花よりだんごなのは知っているけれど、折角大掃除の終わった出窓にも華やかさを、ということで。
晩ご飯は、ドリア。にんじんを星形に型抜きしたのが、誕生日仕様。

そして、「ケーキよりお菓子の家がいい!」というオーダーにより、数日前から集めたお菓子の数々を組み立てていく。ココナッツサブレをマシュマロでくっつけて屋根に、ポッキーをチョコでくっつけて横壁に、ケーキスポンジをレンガ状に生クリームで組み立てて壁に、家の中にはミニシュー、デコレーションはきのこたけのこ、アポロにマーブル、カプリコチョコに小枝、カラーゼリー。デコペンチョコで屋根瓦、板チョコの窓。誕生日プレートを立てかけて、数字のろうそくを立てて、完成!

壁が凹んでいるけれど、何とか崩れずに保っている。
ろうそくの灯りで幻想的ーと言っていたら、回りのチョコが熱で溶け出した!消して消してー!

食材集めに奔走した数日だったけれど、本人は満足だったようで、何より。「作って食べる」に楽しさを見いだすのならば、倅くんばかりキッチンに入れていたけれど、そろそろ姫さんにもいろいろ任せていかねばと思う次第。