邂逅の一週間。

7月21日、夏休み初日から以前住んでいた場所、地元神戸へ帰省する。主様は仕事で同行できずお留守番と相成って、今回は前代未聞の一週間!
前回、たった4日の帰省でパパがいないと泣いた子供達と、1週間を乗り切ることが出来るだろうか。
随分振りの阪急。すでに懐かしいマルーン色。

軽く買い物をしてからっぽの家へ辿り着いたら午後、近所の友人達に声をかけて、集合!大人は変わらないけれど、子供達の成長が凄い。「背が伸びたねぇ」と親戚のおばちゃん状態。知り合った時は4年生だったのに、「来年中学生です」と言われて唖然。それでも変わらず倅くんたちと遊んでくれて嬉しい限り。
翌22日は午前中は住吉川で川遊び。水の綺麗さに圧倒される。東京の家の近くには、入れる川は無い。濁って淀んでゴミの浮いた川を毎日見ているので、澄んだ流れの川のなんと美しいことか。大人げなく魚を追いかけるけれど、収穫はなし。
翌23日実家が遊びにきて、夜は近所の人達とわいわい屋上から芦屋の花火を見物。

案の定子供達は花火をほとんど見ない。
24日も近所の子と遊んでお昼を友人宅でご馳走になる。
25日は倅くんと姫さんそれぞれの友人のお家へお邪魔する。
26日は姫さんの幼稚園時代の友人達と川遊びの予定だったが、雨の為中止。もう最後になるかも知れないので、幼稚園へ顔見せに行って、友達とお昼。帰って来て近所の子と遊び、やもりを捕まえる。

27日、倅くんと早起きして学校のラジオ体操へ。久しぶりの顔ぶれにも会えた。朝食後、みんな出て来て暫し遊んでお見送りしてもらう。
タイミングの合った人達で写真を撮ったり話したり。
前回からっぽの家で強く必要だと思った冷蔵庫とオーブンレンジを導入、生活自体はとても快適になった。それでもお昼をご馳走になったり、晩ご飯をお裾分けしてもらったり、お菓子をもらったり、コップを持ってきてもらったり、掃除機を借りたり、子供達がどこかの部屋で遊ばせて貰ってたり、その感覚自体が東京にはないもので、ここは凄い所だなぁと思う。
年を取ると人は親しい人のいる場所を離れ難くなると、前々から思っていたけれど、その気持ちが今でも否応なく分かる気がした。
倅くん3年生、姫さん1年生、主様不在の1週間、泣き言無く神戸なりの遊び方で遊び倒したようで、何より。
来年はさらに成長したみんなに会えるだろう。
最後に新幹線の新神戸駅で、向かいのホームをなにやら激しい色合いのものが滑り込んできた。

エヴァンゲリオン塗装の500系だ!写真は見たことがあるけれど、本物は初めて。


思わず「何あれ!」と言ってしまう異物感。その後見慣れたN700系に乗り込んで、あっという間に東京。