どんなもんじゃ?

東京下町で暮らし始めて、実はまだ食べていなかった。もんじゃ焼き。ずーっと食べて見たかったのだけれど、ようやくチャンス到来。
深川不動堂の参道にある「文字焼き」のお店、くぼ金へ入る。
エビ入りとコーンベーコンを頼み、お好み焼きも一つ頼む。
作り方が全く分からないので、ここは一つ東京人の主様にお願いする。

出汁の上にキャベツが乗って、さらに具が乗っていたらしい。具材を先に鉄板に乗せて焼き、ドーナツ状の土手を作って中に出汁を注ぎ込む。

それを崩しながら生地を剥がしながら食べるらしい。
熱い!しかもあっという間にどんどん焼けていく。漫画で読んだ感じだと友達同士で昼間にもんじゃやさんに入って、なにか話しながらまったり食べるものだと思っていたのだが、話す余裕など全く無いくらい忙しい。
こんな忙しい食べ物だったのかぁ。お好み焼きとは全然違うなぁ。味も違う。粉もんの感覚より出汁の味がしっかりしているし、キャベツが前に出ている。こちらのもんじゃは味つけをしてくれているので、楽だったらしい。味付けがなかなか難しいとか。
お好み焼きで使うコテの1/6くらいのちっちゃな「はがし」は子供達に人気で、お箸も出して貰ったが、はがしを離さなかった。
帰って来て調べてみたら、月島のもんじゃは最初具を刻んで土手にするとか、微妙に違うみたいだった。といっても、お好み焼きだって家庭によって作り方は千差万別だろうから、そういうものかも知れない。
それにしても、これは家庭で作りにくい食べ物だなぁ。