AU BON VIEUX TEMPS。

本棚にあった、東京のおいしいケーキ屋さんの本を眺めていて、オーボンヴュータンに行ってみようかという話になった。折角関東に来たのだから、訪れてみたいフランス菓子のお店。
東京といえども、実は結構遠い。半蔵門線から田園都市線へ入り、二子玉川で乗り換え、東急大井町線尾山台へ。駅前から商店街が続き、なかなか楽しみながら歩く。
目的のケーキ屋さん。

見たことの無いお菓子がずらり。焼き菓子、チョコレート、ケーキ、そしてソーセージまで。
気になるケーキを選んで持ち帰りにしてもらう。ショーケースに並ぶナッツの入ったケーキや揚げ菓子、大きな型で焼かれたマドレーヌっぽい生地に見えるお菓子もかなり惹かれたのだけれど、今回は生菓子優先。

帰りは商店街で昼休憩、世田谷ミートカルボナーラを食べて、パスタ屋さんの下にあるドライフラワーが飾ってある花屋さんで子供達が話し相手をしてもらい、パン屋さんに寄ってと尾山台を満喫。
買ってきたケーキ達。

長距離の移動による姿形を救い出してから、頂く。
なるほど、フランス菓子とはこういうものかぁ。いつも食べているケーキとは、別物だ。お店の名前を冠した「オーボンヴュータン」はポワールの入ったクリームにキャラメリゼといった感じだが、洋酒がぐわっと効いていて、食べたことの無い味だ。ベリーとピスタチオのクリームのケーキは、好みの美味しさ。
この地で、お菓子を分けて食べられる友人が出来たら、あの大きな焼き菓子に挑戦したい。
 AU BON VIEUX TEMPS
 尾山台
 東京都世田谷区等々力2-1-3
 火曜・水曜定休