曲面に苦戦のバースディ。

バースディラッシュの3月、倅くんの誕生日がやって来た。前もって、「ケーキとお菓子の家とどっちがいい?」ときいていて、お菓子の家を作ることになっていたのだが、「お菓子の家に電車をたくさんつけたいの」という無茶振りに答えようとした結果、「お菓子で電車を作ってあげる」と言ってしまいー。
朝6時起床。前もってクッキー部分だけは焼いておきたかったのだが、なんだかんだで時間が取れず、当日になってしまった。
倅くんのJRプラレール321系を見ながら、クッキー生地で車両部分を作る。フロントが曲面になっていて、ここをどうしようかと思ったが、焼きたてのクッキーは柔らかいので、覚めないうちにカーブを付ければ良いだろうととりあえず焼いてみた。
が、やはり思ったようなカーブが付かず、さらには窓部分を切り抜いていた弱さからか、真っ二つに・・・。

側面部分がとても上手くいっていただけにため息。
気を取り直して、チョコレートで組み立てに入る。いろいろと誤魔化しながら、組み立てていく。
車両の大体を組み上げたところで皆起きて来て朝ご飯となったので、中断する。
外出し、帰宅。倅くんは欲しがっていたクレヨンを買って貰ってほくほく。こちらはというと、ちゃんと電車が完成するかと気が落ち着かない。夕食はリクエストのお好み焼き。
食後、お菓子の電車の組み上げを再開する。何とか形になっただろうか。

隙間が空いてしまったところをマーブルチョコで埋めてみたり、突っ込み処はたくさんあるものの、インパクトはあったらしい。
車体はクッキー、車輪はチョコパイ、電車の中には(写ってはいないけれど)マシュマロで座席、コアラのマーチが運転席に座っている。
きのこの山の森に、小枝の線路で列車の雰囲気づくり。
ろうそくを所望されたので、たまたま残っていた「5」のろうそくを灯す。

ろうそくを吹き消してから、派手にばりばりと壊されていく車両を見るのもなかなか壮観。クッキー部分が多く、ややヘヴィだったので、屋根はやっぱり市販のクッキーかビスケットの薄いものを使えば良かったかも知れない。
ケーキを買った方が圧倒的に楽かも知れないのだけれど、こんな凝ったことをするのも、年に一度、倅くんの誕生日くらいだ。