岩栗きんとん。

毎年、手間はかかるけれど、どうしても作りたくなる栗きんとんだが、やはり、どうにもこうにも時間と手間がかかりすぎる。とにかく時間をかけずに作りたい。そこで、一番時間のかかる「裏ごし・練り」をすっぱり諦める戦法に出た。
今回の作り方はー。

蒸した栗を半分に切り、小さいスプーンで実を取り出す。耐熱容器に入れ、適当量の砂糖と少量の牛乳を加えて、レンジで加熱。

フォークでかき混ぜ、纏まりそうな固さにする。ラップに少しづつ取り分け、纏めて絞る。できあがり。

栗の塊がごろっと入っている、ワイルドな栗きんとん。こういうものだと思って食べれば、美味しい。私的には、栗そのものの味がしっかりして、割と好きだ。あの繊細な舌触りと練りによる光沢は、時間が余るようになったら、また追い求めたい。