沖縄旅行 5日目

サン・マリーナホテルー(TAXI)→首里城首里駅ー(ゆいレール)→牧志第一牧志公設市場 昼休憩「次郎坊」→県庁前ー(ゆいレール)→那覇空港駅那覇空港神戸空港→三宮→摂津本山
ホテルの朝食バイキングに、倅くんが大喜び。自分でソーセージを取って食べたかったらしい。バイキングになんと沖縄そばが。あっさり塩スープで私好みの味だった。

売店で荷物の配送を依頼し、チェックアウト。タクシーで一っ飛びに首里城へ。
門の横のシーサーはどことなく丸みを帯びていてデザイン的。

こういう豪華絢爛な建物を見るのも良い。


曇っているのだが、とても暑い。スタンプラリーがあり、ちっちゃい人達はシールを貰ってご満悦。
ゆいレールの駅まで歩く。沖縄唯一の鉄道。これにも乗っておかねばならない。
牧志で下車、市場を目指す。さとうきびを囓ってみたり(確かに甘いけれど美味しいという感じでも無い)、ちんすこうを試食したりして市場へ。
第一牧志公設市場の2階へ行き、魚系が強そうなお店を選んで昼食。
グルクンの唐揚げを頼んでみた。

グルクンは、AJ幸喜の夕食ではウニ味噌を塗って焼いた物を頂き、on the beach LUEの朝食でも焼き物を味わった。ややぱっさりとした白身が特徴なのだろう。
一階へ降りると、鮮やかな魚が並ぶ。ここで買った魚を2階で調理して貰えたらしい。時間があまり無かったのでスルーしたが、ここでゆっくり海産物を見るのは楽しいだろう。

県庁前まで観光気分で歩く。修学旅行で行った伊勢の土産物通りとか、金比羅さんの参道とかそんな雰囲気に。
県庁前まで歩く間に一雨降り、瞬く間に青空に変わった。
駅近くで首里城仕様のラッピングゆいレールに遭遇。

車両は、紅色と前面の黒が印象的でどことなく新幹線のこまち風の柔らかさ。ポートライナーに似た乗り心地で、ぐーんとかなりスピードも出ている気がした。

空港着。行きはANAだったが、帰りはスカイマーク
乗り込んでシートベルトをし、姫さんを膝にのせていたら、乗務員さんに姫さんの歳を聞かれ、2歳だというと、「2歳のお子様は座席に座らせてください」とのこと。
ANAでは2歳児の席も取っていたけれど、「シートベルトをしてから膝に抱っこしてください」と言われた。離着陸時の2歳児の扱いが会社によって違うようだ。抱っこされていたところを座席に移され絶叫する姫さんに、乗務員さんが紙とペンを持ってきて、アンパンマンを描いてくれた。何とか泣き止んで、離陸。

爆睡して気付くと着陸態勢に入っていた。
初めての沖縄。自転車を空輸したのも初めて。タイミング良く天気に恵まれメカトラブルも怪我も無く帰って来られたことに感謝する。
自転車で沖縄を走ってみて、思ったことは。
自転車で走っている人がいない、ということ。西海岸のリゾート地ではちらほらとロードバイクの人とすれ違ったけれど、許田から名護、本部のあたりではスポーツ自転車に乗っている人は一人も見なかった。走ったのは沖縄本島のごく一部なので一概には言えないが。神戸では「ときどき見るよねー」と言われるトレーラーも沖縄では珍しいらしく、止まると声をかけられた。トレーラーの印象はこちらと変わらず、可愛い・安全で良い、といったものだった。
暑いとは思っていたけれど、思っていた以上だった。暑さと熱風と意外に多いアップダウンに体力が奪われていく気がした。
道沿いにコンビニや自販機の全く無いエリアがあるので、見つけた時にペットボトルを買い込む作戦は当たり。何も食べたくないくらいバテた時に飲みやすかったのは、シークワーサージュースで、市販のものを半分ほど水で薄めて飲むとさっぱりして美味しかった。
寝て回復する主様と、疲れを引きずる私、上りに強い主様と、下りが強い私、ハンガーノックになる主様と、決してならない私。走るタイプとしてはなかなか正反対なので、上手く走れたとは思うが、もう少し私に脚力があれば、と思わずにいられない。
きっと、ちっちゃい人達を引き連れて一緒に沖縄を走れることはもう二度と無い。強く望んだとしてあり得るならば、大きくなった子供達とでしか無い。
そう思うと、貴重な時間だった。「そこまでして自転車」な私達には最高の時間だった。