どうしようもないパン達。

生地づくりまで上手くいったと思っていたのに、成形して、オーブンで焼き、ちょっと目を離した隙に黒焦げになっていた。

こうなってしまったら、もうどうしようもない。
あまりに悔しかったので、夜になってもう一度焼いてみたものの、今度は慎重になりすぎて、焼きが浅い。

駄目だ。いつもシンプルなバゲットばかりだと飽きるかと思っていろいろ練り込んでみたりしたのだがこうなると味も何も無い。
せめてもの供養にと、焦げ焦げ部分を剥いで、こっそり食べる。粉の配合も少し変えてみたのだが、焦げ味にぼそっとした食感、重たさ、重ね重ねどうしようもない。
バゲットをベーカリーで焼成すると、どうしてもゆっくりと火が入るので皮が分厚く固くなる。皮を薄くぱりっと仕上げるには、高温とフランスパン用のスチーム。そこで、220℃オーブンの最下段にお湯を入れたお皿を置いて、上段に生地を置いて焼いてみたのだが、速攻で焦げた。2回目に、薄い皿に変えてお湯を最下段に置き、下段に生地を置いて焼いた見たところ、焼きが浅かった。どちらも失敗だけれど、どちらかというと、上段で焼いた方がぱりっとした食感につながる気がした。
また、改めて、挑戦することにする。