緑のトンネル。

晴れ 暑い
連日の黄砂で喉を痛めたようだ。さらには何かの花粉に引っかかったのか、くしゅくしゅが治まらない。急にリミッターを振り切る紫外線、生物の精気を漲らせているような気配、開く花々の混ざった芳香、家屋を食うように繁茂する緑、そんな感覚に当てられているのか、どうも体調が万全とは言い難い。
なので、近場の散歩に留めようということになった。もう少しすると拡張工事のため入れなくなる梅林公園へ行き、さらにもう随分登っていない保久良ゆめひろばまで歩いてみることにした。
歩いている間中、何かしら咲いている花が目に留まる。華やかな時期なのだ。それはきっと短いのだと思う。



保久良神社までの裏参道は思った通りに、緑のトンネルになっていた。

見上げると、空が湖みたいに見えた。



倅くんも何とか往路は自分の足で登り切ったものの、帰りは抱っこ攻撃に代わり、暑さと疲れでぐったり。確か、もう少しすると、小さな羽虫が大量に出てきてしまい、参道も歩きづらくなるので、良い時期に歩けたなと思う。