新江ノ島水族館。

やって来ました、新江ノ島水族館http://www.enosui.com/)。本日の目的はクラゲ、それだけで下調べもほとんど叶わない状況での突撃となった。
今回印象的だった展示はー。
・透明標本

メイン水槽までの道のりに置かれた展示の一つ。この美しさは目を引く。
・相模の海のネンブツダイ ・その海の深さ。

私がネンブツダイ好きなだけかも知れない。だけど、やっぱり綺麗だと思う。メイン水槽、ここで見られるのは、水面、そして、そこからずずっと深まる海の底。完全には見えない海底が、リアルなのだ。実際に底知れない海を見ているようで、見せ方が上手い。
・海藻と魚たち

水槽一杯に繁茂した海藻の間を泳ぐ魚。
・鮮やかウミウシ

丸い小窓になっているミニ水槽の一つ。この水槽群は引き下げ式のブラインドが付いていて、見る人が1人ずつブラインドを上げて覗く仕様になっている。
・ガラス細工みたいなイカ

停止しているイカがとても美しかった。
・メイン水槽を下から見る。

大洗のアクアワールドに似た印象だが、ライトがやや平坦な気がした。シノノメサカタザメの三角具合を眺める。
・暗い魅力、深海世界。

地味だけれど、ここは凄い。深海6500の映像でしか見られないはずの生き物が直に見られる。ほとんど動きのない水槽なので、通り過ぎる人も居るかもしれないが、普通は生物が生きられない硫化水素の中で生きている特殊な身体を持つハオリムシは是非見て欲しい。その環境を水槽に再現していることにも驚きだ。
・幻想空間クラゲファンタジーホール。

お目当てのクラゲコーナー。この広さはなかなか無い。
・宝石箱のようなブルージェリーの水槽。

・パシフィックシーネットル。

ここは本当に様々な種類のクラゲがいる。特に大きな水槽のシーネットルは迫力。
・愛嬌勝負のハコフグ

・お魚マンション。



一つ一つは小さいけれど、とても可愛らしくて見惚れる。
・これでもかと立ち泳ぐヘコアユ。

これだけたくさんのヘコアユが泳いでいる水槽は見たことない。
リニューアルしているからか、全体に水槽がとてもクリアで、見やすい。大きい水槽をメインにする水族館はたくさんあるが、小さい水槽を美しく見せている水族館は少ない気がする。
水族館として、学術型というよりはエンターテイメント型寄りだが、詩的な雰囲気の漂う水族館。今回は時間があまり無かった為、海獣系とショーをパスしたので、よりそう感じるのかもしれないが。
ブルージェリーの水槽にガラスがちりばめてあったり、小さな水槽をたくさん並べたり、「美しく見せるのが上手い」と感じた。
ここのところ、カメラに早く慣れたいとファインダーを覗きっぱなしだったので、次に行く水族館ではレンズ越しでなく、この目でじっくり見たいな、と思ったりもする。