疑似「鳥山」。

曇り 時々晴れ
年末は東京の「鳥山」で忘年会と決まっている。ここの麦とろが無いと年が越せないという程である。今年も、と言いたかったのだが、主様にぎりぎりまで仕事の予定が入っていた為に断念。力及ばずとも、出来うる限りの「鳥山」に挑戦することにした。
まず、焼き鳥。

普通の鶏もも肉を使って、ねぎま手羽中はたれを付けて焼いた。子供達用につくねを作ったのだが、倅くんは串に刺してあるねぎまの方に食いついて、結局2本食べられてしまった。
里芋の煮物となめこの味噌汁。

この煮物が柚子風味でとても好きな味なのだが、今回かなりの再現率と高評価。出汁は昆布とかつおでしっかり取り、塩ベースの白だしにする。煮る際に柚子の皮を入れて煮て、里芋に火が通った頃に皮を取り出す。これはレパートリーに加えたい味だ。

最後に麦とろ。今回は食材調整(出かける前日に冷蔵庫の中を空にする技)の為もあって、苦戦。卵・出汁・塩・醤油の量で決まっている(と思われる)あの味には近づけなかった。
何とかおうち鳥山で、忘年会。明日は冬の飯田線へ出発だ。