栗あん

曇りのち雨
以前、栗きんとんを作る作業途中で、少し栗ペーストを取り分け、ホイップした生クリームと合わせて作った「栗ーむ(栗クリームの意)」が評判が良かったので、もう一度、作りたい。
以前作った、ミニモンブラン。自家製クッキーに、生クリームを少し塗って、栗の甘露煮をのせ、生クリームで包んでから、栗ーむを絞ったもの。記録から漏れていたが、これは絶品だった。

モンブランだけでなく、和菓子にも使えるよう、材料はシンプルに、栗・砂糖・塩のみ。
というわけで、水道筋で栗を1kg買ってきた。2回に分けて蒸し、半分に切ってスプーンで中の実をかきだす。1kgという量も凄いが、栗が大きめだった為、想像していた大変さからすると楽に、栗の皮とり作業が終了。だが、大変だったのは、ここからだった。
取り出した栗を水を足してミキサーにかけ、漉す。栗が大量すぎて、ミキサーは4回に分けることに。
鍋に移して、煮詰め、砂糖・塩を足して練る。ひたすら焦げないように、混ぜ続けながら練る。煮詰まって水分が飛んでくると、ペーストは重くなる。腕が筋肉痛になりそうだ。

なめらかに仕上げる為に。練りながら冷ます。栗あんはこれでできあがり。
ここからさらに練り上げて、栗きんとんを作る。最後に、鍋底にできるおこげもしっかりうまく剥がれて、上出来。

練りきんとんという感じの、栗の濃い味。

中津川で食べた栗きんとんはもっとあっさりさっくりしていた気がするなぁ。