チェリーとくるみのケーキ

曇り
少し前にモーリで買った、チェリーのシロップ漬けを使ってパウンドケーキを作る。このチェリーのシロップ漬け、一度ヨーグルトにかけて食べてみたのだが、味が何とも外国味。香料の不自然は全く無い、が、食べ慣れない味に強い甘さ、これをどう使おうかと悩むくらいのものだった。

きっとドレンチェリー的に、パウンドケーキに混ぜ込んで焼けば、風味も変わるに違いない。アーモンドプードルをたっぷり使って、フィナンシェっぽい食感にしてみよう。
《材料レシピ》
バター75g 砂糖60g 卵1と1/2個 アーモンドプードル60g ホットケーキミックス60g ベーキングパウダー小さじ1/2くらい シロップづけのチェリー11個 クルミ適当
チェリーは軽くフォークで崩してから生地に混ぜ込んだ。小さめパウンド型3つ、焼き時間は170℃15分、150℃5分。

型から外す際に失敗し、上手く出来たのは、3個中、一つだけ。
味は想像通りの外国風ケーキに仕上がっている。だが、クルミの香ばしさも合っていて、なかなか美味しい。不思議に癖になるケーキだ。チェリーも思い切った量を使ったが、大すぎることもなく、ちょうど良い混ざり具合。
このシロップ漬け、瓶が可愛らしいという理由だけで買った、イタリア産のものなのだが、初めてこのようなシロップ漬けを味わって気付いた。輸入食品店なんかで売っている、チェリー味のクッキーや飴は、どうしてこうも不自然な味なのだろうと思っていたが、このような味を付けようとして考え出された香料を使っているだろうな、と。日本でさんらんぼのシロップ漬けを作っても、こんな味にはならないし、日本のチェリー味のお菓子の香料とも全く違うものだ。日本に存在しない味、スイスで食べた、だだ甘のケーキの味を少し思い出した。