最初の海は虹ヶ浜。

神戸:晴れ 山口:晴れ
岡本→三宮→新神戸→徳山→光→湯田温泉湯田温泉・野原、泊
夏休みの始まりは、一度乗ってみたいと言っていた、SLやまぐち号に乗りに行く企画。前日に山口入りし、翌日SLに乗って帰ってくる予定だ。
徳山で昼食休憩、ここから岩徳線へ入る。乗っていると運転手さんがひょこっと顔を出して、列車のシールをくれた。かぶりつきを楽しんでいたのを見られていたらしい。


光駅で降りて、歩いて程なくの虹ヶ浜で初泳ぎ。この光駅で、切符を記念にくださいと駅員さんに言うと、乗車記念のはんこを押してくれ、さらにN700系7000番台のカードをくれた。鉄に優しい岩徳線だ。

一ヶ月前にSLを予約した時には予想が付かなかった天気だが、見事に晴れて、快晴。暑すぎるくらいの直射日光である。

虹ヶ浜の水は、元々は綺麗なのだろうけれど、残念ながら濁りあり、小さな木くずのようなものが波打ち際に多く浮遊。晴れる前の豪雨の為と、思われる。粗めの透明感のある小石と雲母が混じる砂は、ここの特徴だろう。

この夏みかん色の列車が好きだ。あぁ、山口に来たなぁ、と思うのだ。この列車で湯田温泉まで。


駅を下りて振り返ると、巨大な白狐が居る。湯田温泉の由来にちなんだものらしいが、これがなかなかの迫力。

ところどころにある足湯の側にも、白狐が。


本日のお宿、野原の温泉。ここのお湯は透明で、くせがなくさらっとしている。

お夜食に、宿に辿り着く前に調達した「豆子朗」というお菓子を頂く。ういろうなのだが、名古屋のもっちりしたういろうに比べて、弾力があるのが特徴。あっさりとした甘さがとても美味しい。

明日に備えて就寝ーしようとするも、姫さんがお腹空いたと起き出して、眠らず、翌朝3時まで粘るのだった。それでも、列車で泣いたりぐずったりは一切しない彼女は、優秀。