勝手に梅雨明け宣言。

晴れ
思うに、本日は梅雨明けではないか、と。
太平洋高気圧に停滞前線が押し上げられるとか、理屈は分かるものの、そういうことでなく、実際に正式に宣言される梅雨明けというものは、大体において、宣言した後に雨が続いたり、あの日が梅雨明けでしたのような事後報告っぽかったり、あやふやなイメージがあるのだが、どうだろう。
天気図には全く関係なく、単に自分の感覚で、あぁ、今日から夏なのだという気がした。
空の高さが違う、セミの力の入れようが変わった、肌を焼く太陽の強さが違う、信号待ちの車の照り返しの色、一日歩いて帰った後のサンダルから出ている足先のざらつき、滲む汗の吹き出し具合、3歩先の風の色。根拠はないけれど、フィルタを取り替えたようにダイレクトに暑さが伝わってくる、それが私の思う梅雨明け。
「本日は、気象予報士にあるまじき適当さでお送りしました」といった具合。