栗きんとんまんじゅう。

雨 一時曇り この秋初のキンモクセイの香り 台風18号接近中
先日買い足した栗を使って、今年も栗きんとんを作りたい。昨年初めて作った時は蒸した栗を濃して滑らかにする作業を手作業でしたので、とても手間がかかった。今回はそんな時間は掛けていられない。出来る限り短時間で、一定レベルをクリアする栗きんとんを目指す。さらに、御座候で買ったつぶあんがあるので、中に入れてみよう。
《適当レシピ》
材料 栗 砂糖(種子島洗糖を使用)塩 水 つぶあん
栗の底に包丁で少し切れ目を入れ、圧力鍋で蒸す。4分程加圧、自然冷却。

暖かいうちに半分に切り、小さいスプーンで中身をほぐす。渋皮ができるだけ入らないようにする。
ほぐした栗に水を加え、ミキサーに掛ける。栗ペーストを、目の細かい茶漉しで漉し、鍋に移し、砂糖とほんの少しの塩を加えて練る。プレーンの栗きんとんだと、砂糖で甘みをしっかり付けるのだが、中にあんこを包む予定なので、甘みは控えめにしておく。練り始めはこんな感じ。

水分が飛んで堅くなるとかなり重くなるが、焦がさないように木べらを回し続ける。煮詰まると、色が少し白っぽくなる。火から下ろすとやや堅くなるが、茶巾で包むのに適度な堅さにまで水分を飛ばす。練り終わりはこんな風に纏まる。

ガラスの器に移して冷ます。鍋に栗あんがこびりついたようになるが、これで良いらしい。
冷めたら、栗あんを平たくのばして中につぶあんを乗せ、包んで堅く絞ったガーゼで絞る。

できあがり。

まずまずの出来。外側の栗きんとんはかなりクリーミィな舌触り。美味しい。

中はこんな感じ。あんこがちゃんと真ん中に入っていて良かった。
今回、ミキサーを使ったので、時間的にはかなり短縮できた。水を相当量加えたので、漉すのも楽だった。その分、練りにやや時間をかけた。
今回作った栗あんは、少しだけ残してあるので、何に使い回そうかと考え中。
追記。
翌日、鍋底のおこげを剥がす。

焦げないようにしたので、小さなみそべらで予想外に綺麗に剥がれた。もちろんこれは栗きんとんと同じものなので、昼のおやつにちっちゃい人といただいた。これが結構美味しかったらしい。