一月ぶりの再会。

晴れ
昨晩、イトーサイクルさんから電話があり、頼んでいたBIKE FRYDAY Pocket Pilotのバージョンアップが9割方出来たとのこと。明日取りに行っても良いというので、本日早速伺った。
お願いした「坂を上りやすくフロントギアを2枚に」と「ハンドル部分総取替え」が、一体どのように仕上がっているのか。わくわくしながら電車で大阪へ。
お店に着き、イトーさんが「できています」と言い、そして現れたのは生まれ変わった愛車だった。

見た目で大きく変わったのはまず、ハンドル部分。目立たないフラットバーから、ちょっとメカメカしいSTIツーリングバーへ変更。本来ならブレーキと一緒の場所につかないと聞いたギアシフトを、ブレーキと一体になるようにつけてもらった。
次に、フロントダブル化。一枚しかなく、わりと重いギアでスピードが出るような自転車だった以前の仕様から、坂を登りやすいように小さいギアをつけてもらった。その際、どうしてもギアは、2枚とも以前の48T(ギアの歯数)より小さいものになると思っていたのだが、小さいギアは34T、大きいギアは50Tと何と前より大きいギアがアウターについているのだ。つまり、以前より平地ではスピードアップでき、坂では無理なく登れるという最強の仕様に!すごいよイトーさん。
まさか、スピード重視の以前の性格を受け継いだまま、帰ってくるとは思わなかった。
お店の前を少し走らせてもらう。新しいハンドル、新しいギア、思ったとおりの走り。一月ぶりに乗っても私の体にぴったり合うように作られた自転車に間違いない。走って見ると、全体にきゅっと締まったような感じがする。ブレーキの効きと取り替えられたスポークのせいでもあるが、何年か乗り続けて生じた各所の緩みを、イトーさんが締めてくれているのだ。
何度もお礼を言って、自転車を連れて帰る。
阪急の下新庄までゆっくりと走り、駅から輪行で帰る。フラットバーだと収まっていた輪行袋に収めようとするとこうなる・・・。

思いっきりハンドルが飛び出してしまうのだ。これは少し改良の余地ありだ。ハンドルを毎回分割して収納するか、袋の方を改良するか。
一度家へ戻り、一番坂の走りを試す。お、軽い。さらに上の造成地のところまで登って見る。今の運動不足の体でここまで登れるなら、上出来だ。
少し休憩を取り、改めて試走へ繰り出す。

ハンドルが、格好良い。中指一本だけで引けるブレーキはとても気に入った。以前より前傾姿勢が深まるため、サドルの位置調整は必要かも知れない。
つけてもらったスタンドが予想以上に良い。ほとんど傾かないようにつけられており、駐車の際、まったく揺るがない。これで、スーパーでのお買い物もばっちりだ。
少し走って帰ると、さすがに一日で刺激が多かったのか、全身に疲れが。
本日の走行
Tm 1:12'43
Dst 15.46
Av 12.7
Mx 40.0
Odo 774.9