黒豆

晴れときどき曇り
こちらに来てから、おせち料理はほとんど作っていない。正月にゆっくりなどしていないからだ。年末年始は気力体力勝負の大ハードな一週間なので、作る余裕も食べる時間もない。それでも、少しは家でもお正月気分を味わいたい。
おせち料理で好きなものベスト3に入る、黒豆だけは、と毎年作ることにした。
今年は、近くのスーパで「丹波笹山 小田垣商店」の大玉丹波黒大豆200gを使用。

浸け置き無し、いきなり軽く洗ってから、ひたひたより少し多いくらいの水と一緒に圧力鍋で10分加圧、自然冷却。しょうゆ・砂糖・塩で適当に味付けし、煮立たせ、浮いたあくを取る。あくが出なくなったら、もう一度加圧、すぐ火を止める。しばらく置き、もう一度加熱しながら、甘さ等を調節し、熱湯消毒した瓶に煮汁に浸るように入れ、保存。
暖かいうちに少し味見。薄味でほっこりしていて美味しい。

正式に食べるのは数日後になるので、味が染みて良い具合になるはず。
以前は、べったりと甘い砂糖菓子のような黒豆が好きだった。ところが一度、甘すぎない煮汁に浸かっていて、豆の味がしっかりしており、柔らかくふっくらとした黒豆を食し、目から鱗。豆の風味を残す作り方に変更した。
また、ふっくらと皺の無い黒豆に仕上げるには、豆が煮汁から顔を出さないように作ることだと、水道筋でもらったレシピに書いてあった。
今回で決定版になるだろうか。