みかんの皮と筋と味に関する考察(仮説)。

onoa2008-12-01

晴れ
一般に皮が薄く平べったいみかんは甘く、皮が厚く甲高なものは酸っぱいとされているようだ。15個程剥いては味見し、外から見た皮の状態・剥いて見た皮の厚さ・筋の取りやすさ・味を調べてみた。

左・皮の薄いみかん   右・皮の厚いみかん(果肉と薄皮の間に空気の層が入っているのが分かる)
考察:
実が大きく触ってみて皮がぼわぼわしているものは、剥いて見ると皮が厚く、筋は取りやすい。そして、味は薄く水っぽいものも多い。これは確かだった。逆に言うと、実が小ぶりで触ると堅く皮がぴったりしているものは剥いてみると皮が薄く、筋は取りにくく、味が濃く甘い―のだが、必ずしも甘いとは限らないということが分かった。小ぶりの甘いタイプのみかんにも甘いものと酸っぱいものがあり、筋が取りやすいものに甘いものが多かった。
・皮がぼわぼわしたものに酸っぱいものは少ない。
・皮が薄いものは味が濃い。
・皮が厚いと筋が取りやすく、薄皮も剥きやすい。
・筋が取りやすいものは甘いことが多い。
・小ぶりのものには甘いものと酸っぱいものが半々くらいである。
このあたりは、確信に近い。剥く前に甘いものが見分けられるか、というと現段階では出来ていない。