金時草のパスタ

晴れ
加賀野菜、金時草というものを手に入れた。ずっと「きんときそう」だと思っていたが間違いで、「きんじそう」と読むらしい。
 
葉の表は緑、裏は赤紫の鮮やかな野菜である。菜物らしからぬ色彩は妖しげで、葉の大きさからか、なんだか蝙蝠でも調理している気分であった。
主に酢の物にして食され、湯がくと独特のぬめりが出る、とある。パッケージの裏面に、金時草とベーコンのソテーのレシピがあり、ソテーがいけるのであれば、パスタもいけるのではないかと作ってみた。
ガーリックオリーブオイルで豚バラ肉を炒め、半分程に切った金時草を加えて塩・こしょう・しょうゆで味を調える。茹で上げたパスタと混ぜ合わせる。

味は、ややほうれん草に似ているが、独特の風味がある。人によっては癖があると感じるかも知れない。噛むとぬめりをわずかに感じるが、ネバネバ感は全くない。美味しいとのお言葉、いただきました。