霞ヶ浦半周。

休みの取れた主様と、随分振りの輪行旅!霞ヶ浦はどうかという話になり、急だったので前日にざっと調べただけだが、どうやら1周は90km以上あって完走に7時間ほどかかるようなことが書いてあったので、半周を提案。
清澄白河ー(半蔵門線)→北千住ー(JR常磐線)→土浦
ちっちゃい人達の登校と同時に家を出て、人の少ない路線を選んで乗車。かなりのブランクがあった割には、自転車を畳むのにトラブルなくできて良かった。
土浦の駅の観光案内所でサイクリングのパンフレットをもらえた。駅を降りたところにサイクルステーションがあるというので行ってみると、更衣室とロッカー、空気入れのある小さな施設が。これは、1周する人には嬉しい。

自転車を組み立てて土浦の駅を出発、曇天の中走り出す。半時計回りに下半分を走る予定。
思った以上に空気が冷たい。霞ヶ浦の湖沿いに出たところにて。

向かい風というか、湖面から吹き付けてくる横風が凄まじい。普段ならよろよろ走るところが、主様が30km/h近くで引いていく。
20km以上走って小野川の支点のコンビニでチョコレート休憩。さらに走る。走る前は湖面を見ながらのんびりと思っていたけれど、これは風との戦い。主様のサドルバッグのキーホルダーを見つめながら姿勢を低く落としてペダルを踏むのみになってきた。左手側、湖岸の草むらで動くものは、9割方釣り人か水鳥である。湖は湖と思えないほど荒々しくざっぱんと波が打ち寄せる。右側は田畑と畦道、時々ハス畑。

浮島湿原横の野鳥観察小屋を通り過ぎ、霞ヶ浦も後少しというところで自転車を停めて、湖岸近くまで降りて見た。

空も水も見事なまでの曇天。霞ヶ浦に別れを告げ、内陸に入る。暫し走って利根川を渡り茨城県から千葉県へ。
佐原駅を過ぎたところの道の駅水の郷さわらで昼休憩。汗はかいたが風に吹き付けられて寒いので、暖かいものを。農産物は果物が特に豊富で様々な種類のぶどうやビッグサイズの梨、りんごに柿にと買って帰りたかったが、自転車だけで充分重いので、断念。
ゴールの佐原駅へ。成田線は1時間に一本のペースなので、これだけは調べてきて良かった。予定の列車に乗車。
佐原ー(JR成田線)→成田ー(JR成田線総武本線錦糸町ー(半蔵門線)→清澄白河
湖岸の平均速度は26km/hだったのだが、半周でも行って帰って夕方、今回は1周を断念して正解。60kmほど走ったが、この風では半周でも修行、1周なら苦行になったことだろうと思われる。天気さえ良ければまた風向きも気分も違うだろうと思うので、今度は晴れの時にチャレンジしたい。
天気は曇天だったが、気分はそうでもなく、久しぶりの輪行旅は楽しかった。
本日の走行
Tm 2:30'44
Dst 64.01
Av 25.4
Mx 40.8
Odo 3113.8