ちまちまつまみ。

どこかの本屋さんでちらっと見かけて気になっていた「つまみ細工」。小さな布をピンセットでつまみながら折りたたみ、たくさん組み合わせて髪飾り等を作る手法なのだが、紙箱の上につまみ細工を施すというものが手芸の本に載っていて、子供の頃やってみたことがあるのだけれど、はまることはなかった。先日見かけたものは、布の風合いを生かした小さめの和風の髪飾りで、美しかった。いろいろ調べてみると、今は和布だけでなく、リネンやガーゼ生地で作ったりするものもあるようだ。基本のかんざしにはやはり絹の布が良いようだ。
手元にある布でまず、基本の「丸つまみ」から。つまんだ部分と底になる部分はボンドで布が開かないように固定しておく。
参考にしたのはこちらのページ(http://atelier.woman.excite.co.jp/creation/17392.html

まず実験的失敗作の3品。

それぞれ違う布地でやってみた。
茶色のもの、キャンバス地は分厚すぎてボンドでなかなか固定できない。水色のガーゼはなかなか柔らかくて良かったがほつれが多い。ピンクの普通地、これが一番扱いやすかった。
次に、絹の余り布でやってみる。折角なので、姫さんにかんざしでも作ってみたい。七五三も雛壇も無い我が家だ、たまには女の子アイテムを装うも良いかも知れない。

夜と空き時間にちまちまと作業して、2日で完成。自分で作っておきながら、美しい。組み合わせた中心やバレッタへの固定方法など、近寄ると粗が目立つが、次回はなんとかしたい。

姫さんにつけてみた。喜んでくれたのは嬉しいが、走り回るので、写真が撮れない。何とか撮れた後ろ姿。七五三をしなかったので、写真館で着物を借りて写真だけでもしてあげたらと言われることが多いが、これでは写真すら無理だろう。
十二単こそ着ていないけれど、お雛様ということで良いかな。