淡路島は好きですか?

晴れ
ぐだぐだと転がって過ごす休日の父親像というものを、ちっちゃい人達は知らない。夏に向かって隙間を埋めるように詰め込まれていくスケジュールの合間を見計らって、今しかないと飛び出した。トレーラー輪行で淡路島へ。
住吉⇒明石→明石港岩屋港→県立淡路島公園→淡路花さじき→東浦海岸→岩屋港明石港→明石⇒住吉

少し出発が遅れて乗り込めた船は、11時40分発。昼食を調達して乗り込み、そのまま走り出す。暑い、が、記憶を呼び戻す心地よい暑さだ。
車通りが少なめで、両側に緑が広がり川のせせらぎが聞こえる道を、じわじわと上る。ちっちゃい人達はいい加減重いので歩いて貰い、虫や草木をひやかしながら歩く。
公園へ到着、昼食休憩もそこそこに遊び出すちっちゃい人達。全く元気なものだなぁ。ふわふわドームにローラー滑り台に、ネットのアスレチックにと遊び回わる。走って風を受けていれば何とかなる日射しの暑さも、じっとしていると堪らない。園内には見頃のあじさいがちらほら。そういえば、梅雨のまっただ中なのだ。

飲み物が尽きたタイミングで移動、花さじきまでぐりぐりと上る。ここまで上り担当の主様がトレーラーを牽く。
びわソフトで体を冷やし、ガーデンを散策。


植え替えの時期だったのか、花は少なめだが、海を見下ろす立ち位置はやっぱり最高。
ここで交代、下り担当で私がトレーラーを牽く。いつもよりぐっとスピード控えめで下る。

東浦のまだ開かれていない海水浴場で足を海に浸す。水温は思ったより温まっているようで、攻撃的な冷たさを感じない。ミズクラゲがいくらか打ち寄せられていて子供達のおもちゃ代わりになってしまった。

ここから港まで主だった上り坂は無かったはず、平地担当で走る。明日まで脚は保たなくて、良い。このがむしゃらな走り方は久々だ。
港に着くと、ちょうど船は出たばかりだったので、次の便を待つ。大した距離ではないのに、力尽きて動ける気がしない。

帰りの電車から、ライトアップされた明石海峡大橋が見える。きらきら好きの倅くんがはしゃぐ。
やっぱり淡路島は、良い。夢に出て来そうな路が続いている。
牽いていた荷物を下ろしたとしても、1周走れる気はもう全くしないのだけれど、前を走る背中があれば、何とかして着いていこうと、今でもするのだろう。
本日の走行
Tm 2:00'12
Dst 29.22
Av 14.5
Mx 43.9
Odo 330.0