即席ツリー。

そういえば、クリスマスツリーが無かった。ここ数年はマンションのホールに大きなツリーが出ていて、誰でも飾り付けを楽しめたのだが、今年は出ていないようだった。
さらには、今年のクリスマスプレゼントはツリーの飾り、丸いのが欲しいと倅くんが言う。25日にオーナメントをプレゼントに貰うとしたら、まぁ、飾り付けたその日にはツリーを片付けることになるわけだ。と思うと何だか切ないので、少し早めに飾り付けを楽しませてあげたいなと、ツリーを作ってみることにした。
これが難しいもので、やはり少し高さが欲しい。それに、オーナメントをひっかけられる仕組みが必要だ。段ボールや紙のツリーを調べてみたけれど、あれほどたくさんあったAmazonの段ボールは先日まとめて出してしまった後だった。何とか手持ちの材料でツリーらしきものを作ろうとして、こうなった。

倅くんが壊してしまった子供ゲージ「とおせんぼ」のポールを芯にして、二重にした段ボールで塩ビパイプに固定、グリーンに近い色の布を巻いてツリーのベースにした。ポールの中心から束ねた梱包用の紐を放射状に張り、その上からふわふわの糸やリボンをぐるぐると巻き付けて雪の積もったツリーを表現してみた。残っていたアヴリルの糸がたまたまブルー系だったので、惜しげもなく使った。
仕上がりとしては、ツリーに見えなくもない。

夜中に2時間程格闘して、完成させておいた。出来るだけ大きめのビーズで作った飾りも針金で引っかけられるようにして、ツリーの横に置いておく。
朝、起きて来た姫さんが「クリスマスツリーだ」と言ったので、一応成功だと思われる。
今年持てばよいという作りなので、来年はちゃんとしたものを買いそうな気がしている。