きらきらくらげ旅行2日目。

山形・鶴岡:晴れ 新潟:曇り
本日は加茂水族館でくらげを見て、夕方のきらきらうえつに乗って新潟まで向かう。そこから帰ってくるのは厳しいので、新潟に一泊。
愉快亭みやじまー(バス)→加茂水族館ー(TAXI)→鶴岡ー(きらきらうえつ)→新潟・アーバネックスイン新潟 泊
6時半に起床、朝風呂に入り、朝食前に目の前の海岸を散歩する。春先とはいえ、さすが日本海、迫力がある。波の音に怯えて海に近寄らないちっちゃい人達、それが正しいと思われる。

宿の向かいのバス停から水族館前まで。水族館で昼過ぎまでいた後は、近くの灯台を見たり磯遊びをして過ごす。ナイスタイミングで捕まえたタクシーに乗り、駅まで。運転手さんがぽつぽつと話す地元観光情報が面白い。滅多に見られない春先の快晴だったらしく、しきりに「こんな日はなかなかない」と言っていた。
鶴岡駅に着いた時には、ちっちゃい人達は揃って眠りこけていて、動けそうになかったので、近くのフルーツパーラーで休憩。「青森屋」というお店で、中に喫茶があった。

あまおうのタルトを頼んだのだが、美味しい。
子供達が起きたところで、駅前を歩く。もうすっかりガリガリになってしまった雪で遊んでいる人など、他に誰もいない。どころか、道行く人の格好は既に春。女の子は薄地のひらひらのスカートをはいているし、足首の出るズボンをはいている男の子もいる。やっぱり雪国の人達は違う。

ひとしきり雪で遊んで、お土産を物色し、駅へ。乗車時間の長い旅なので、その乗車時間を出来るだけ遊びに近いものにしたい。上手く組み込めた列車が、「きらきらうえつ」。

このど派手な車体、JR九州以外にもあるんだと、一度見てみたかったのだ。
車窓からは一面の雪景色、それでも、もう冬は越えたのだ。

外見の派手さから変わって、車内は落ち着いた雰囲気。ラウンジもゆったりとしていて、良い。車内には、乗車記念のスタンプやぬりえコーナーもあって、決して広くは無いけれど、車内を散歩してみてくださいという空気が漂っていて、嬉しい。そういう自由な空気を纏った列車は、JR九州以外にもあったのだ。九州の観光列車は、有名になったことで人気が出すぎて、超満員の感があり、くつろぐ感じではなかったのだが、こちらは人がまばらだからか、落ち着きがある。

ラウンジでお茶を飲んでいたところ、若い車掌さんが通りかかり、倅くんに話かけてくれる。電車好きだと分かると、車掌帽をかぶせて記念撮影してくれたり、仕事道具を見せてくれたりして、倅くんはハイテンション。

あれ、もう?という感じで新潟に着く。こんなに車掌さんとフレンドリーに話しをしたのは、初めてだった。

きらきらうえつに別れを告げ、駅を出る。駅からほどなくのマンションホテルにチェックイン。明日は完全に帰路に着く。