夜空に咲く炎の花を見る為に。

晴れ
お昼頃に出発し、三宮へ向かう。まず、東急ハンズで、金継ぎ用の金粉を入手して、夕方近くなってから、ポートアイランドに移動。北公園で神戸の花火を見ることにする。正式名称は「みなとこうべ海上花火大会」というらしい。
神戸港の日が暮れていく様子に、花火を特等席で狙うカメラマンのシルエットがなかなか絵になった。



7時40分、花火開始。



今年は、鮮やかで艶やかという印象。フィナーレは特に、明るくど派手に、色も様々な色を重ねて重ねて、何かを吹っ切るようにことさらに華やかに、気のせいかも知れないが、意図的にそう打ち上げているような気がした。
今回、いつも使っていたデジカメでも一眼でも無いカメラで花火を撮った。
先日、もの凄く気に入って使っていたコンパクトデジカメ「PENTAX W60」を落としてしまい、落胆の中色々と手を尽くして探したものの見つからず、結局主様用に買ったカメラを数日でお下がりして貰ったという次第。落としたカメラに対する執着も未練も消えないままで、見つかるまでと言い訳して、借り受けることにした。
そうして手元にやってきたニューフェイスは、「SONY Cyber-shot DSC-TX10」。サイバーショットは今までに2台使っていて、何となく手に馴染んだ感じがする。
聞いたところによると、何やら凄いCCDが付いていて、暗闇に強いらしい。花火を撮ってみて、実力を見ようという訳だ。
三脚も立てずに花火を撮影してきた自分のことだから、まぁ、まともに写せた試しが無い。それからすると、今回の写真を見て、ただ者ではないカメラだな、と実感した。暗闇に強く、1cmマクロも撮れる、私好みのカメラではある。前のカメラの癖が抜けるにはまだまだかかるが、オート以外の機能も使えるようには、なりたいものだ。