綺麗な海はどこだ。

神戸:晴れ 兵庫県佐津:晴れのち曇り
岡本→梅田⇒大阪ー(こうのとり5号)→城崎温泉→佐津⇒安木浜海水浴場⇒佐津→城崎温泉―(はまかぜ6号)→三宮→岡本
前回の海は少し残念な水質だったので、今度は綺麗な海に行くのだ。主様が以前自転車で行ったことのある場所で海が綺麗だったと記憶しているという、兵庫の日本海側へ。
初めて乗る、こうのとり

乗り心地は何となくゆわんゆわんとした感じで、線路のガツンとした感じがしない。
途中ですれ違った、もうずいぶん少なくなった国鉄色の列車。極最近になって鉄寄りになったので、昔の車両に対する愛着というものは全くないのだが、車両が無くなることで、バラエティが貧しくなるというか、統一されてしまうのが、つまらない。

城崎温泉で乗り換えると、ローカル線の香り。

佐津駅で下車、近くにある佐津の海水浴場を横目に、20分程歩いて少し坂を越え、安木浜海水浴場へ。
海岸へ出る少し前の道から、海水浴場の全貌が見える。このエメラルドグリーン!美しいに違いない。

到着。早速、海水浴体勢に。水はとても澄んでいて、美しい。若干海藻や木片があるものの、水質としては申し分無い。倅くんもここなら、「入る」という。

場所に寄って波があり、海岸の奥の方は岩場になっていて、ここも、波が変則的になっている。
帰りは新しくなったはまかぜ。これも初乗り。

これが、良い。こうのとりに近いが、ややゴツゴツとした感じがある。こういう「列車に揺られているなぁ」という感じの方がふわふわした乗り心地より酔いにくい気がする。
座席も外見に合わせた赤のシート。

派手でちかちかするでも無く、落ち着いた色で、なかなか良い。三宮まで一直線というのも良い。
この日、ガラガラに空いている車両で、なんと一車両貸し切り状態。いつもなら、叱ってばかりの子供達も比較的気楽にすることが出来た。
はまかぜの車窓から、日暮れ。

舞子を過ぎると見慣れた景色に。

今回行った、佐津の海岸もなかなか美しかったが、改めて、鳥取の東浜の海岸の美しさにも気付いた。全く濁りも木くずも無い水、遠浅の白い砂浜、透き通ったカニ。海の家もトイレも無く、設備としては整っていないが、だからこそ保っている美しさかも知れない。
それにしても、住んでいる神戸も兵庫県だが、日本海に出ても、兵庫県。広い。景色も全く違う。まだまだ土地を知らないなぁと思ったりする。