春の飯田線補完計画Part2。2日目

愛知県豊田:晴れ 長野県飯田:曇り 
ルートイン豊田陣中→道の駅どんぐりの里いなぶ→根羽村ネバーランド→道の駅信濃路下條そばの城→猿庫の泉→赤門や→長島PA→home
宿で軽く朝食を取り、気持ち良く出発。途中、熊出没注意!の看板のある細い道を通る。

雰囲気のある道、田んぼに写る山の陰、視界を横切る黄色い鳥(見た時はキビタキと思ったけれど、調べてみたら、キセキレイかも)、そして新緑のトンネル。
そばの城でお昼休憩。

隣接する遊牧館でソフトクリームの定番コース。


飯田へ入り、猿庫の泉へ。ここで、初めて野点のお茶を頂く。期間限定で催されているのだとか。お抹茶を点てて貰い、お茶菓子を頂く。辺りの景色を切り取ると、これぞ「和」といわんばかりの一枚になった。

猿庫の水は変わらずとても澄んでいて、水際の苔とか、名前の知らない花とかが一緒になって、美しい。

鼎に向かう途中、丁度、飯田線の線路を渡ろうとしたとき、踏切が鳴った。

赤門やさんでおかみさんの伊那弁を聴きながら、お茶を頂く。

昨晩、宿の大浴場で一緒した婦人が、信州の人の言葉はとても柔らかくて美しいと言っていたけれど、その時思い出したのは、やっぱりおかみさんの話す言葉だった。
また夏に、と言って出発し、帰路に着く。空は少し曇りだした。

長島のPAで夕飯休憩を取り、その間にうまく渋滞が解消した高速を走り抜けて、家まで。
いつもより格段に早い時間に到着。全体を通して、ラッキーも含めて時間配分が上手くいった旅だった。お馴染みの場所と、初めての場所を楽しむことも出来た。
放り込まれたことの無い田舎の景色が妙に懐かしかったり、分からなくても良いやと投げかけた鉄な話題が盛り上がる車中とか、姫さんの小さな手が泉の水で濡れているとか、そういう纏まらないものを拾い集めるような瞬間、来て良かったな、と思うのだ。