道後へ。

晴れ
のんびりと起床、本日は昼を過ぎてから今治を出発、折角なので、坊ちゃん列車に乗ろうという計画。
今治[しおかぜ11号]→松山[伊予鉄道]→松山市駅前[坊ちゃん列車]→道後温泉道後舘 泊
広い庭で遊んだり、菜園の野菜を見たり。今年はいちごが不作だったとのこと、それでも子供達が取ったいちごは不揃いながら、甘くて美味しかった。

歩いてちょっとのところに海岸に出られる道があると聞いたので、行ってみることにした。思いの外、近い場所に砂浜が。眼前にしまなみ海道
さっきも自転車集団とすれ違ったし、自転車良いなぁ、実家にトレーラーを送りつけて、ここからスタートし、ここに帰って来てトレーラーを送り替えすというのはどうだろうと思ったりする。
綺麗な砂浜で、サンダルを脱いで、足湯ならぬ足海する。

帰り道に見た、アオサギ

しおかぜで松山に抜けて、坊ちゃん列車に乗りに行く。
前も見たけれど、やっぱり見ているだけと乗ると言うことは違う。こんなにちっちゃくて狭いとは知らなかった。マッチ箱とはよく言ったものだ。木の板張りの車内は雰囲気があって良い。車内アナウンスと観光案内は車掌さんの肉声。降りる時は手を挙げる、降車ボタンも無い。

レトロというより、木箱に乗っている原始的な感じがするが、車窓から見える街はちゃんと現代。みかん色の伊予鉄とすれ違いながら、走る。

道後温泉の駅に着くと、人力での方向転換をするので、見に行く。本当に2人くらいでむんっと押して列車の向きを替えている。

宿へ向かいつつ、温泉街の土産やさんを見ながら歩き、坊ちゃん団子を買ったりする。
温泉につかり、ほっこりして、夕食を終えたところで、今日はそれぞれ少しずつ昼寝をしているちっちゃい人達が異様に元気だ。寝る気配もないので、夜の温泉街へ繰り出す。
お土産屋さんを冷やかしながら、いよかんジェラートを食べる。
少し広場になっているところで、何か太鼓の音がする。近づいてみると、獅子舞をやっていた。倅くんが怖がるかと思ったが、「獅子舞、、ライオンダンス、踊っているんだ」と言うと、「踊っているのか」と納得したらしい。見ていくことにする。2曲目は最前列で見られて、その迫力に感動。獅子舞というものは、こんなに美しいのかと思った。

最後に獅子舞を触りたい人や写真を取りたい人はどうぞとのことで、記念写真を撮っている人もいた。

道後温泉本館、夜。昼間に見るよりも重厚さを増し、この目に映らないものも湯浴みにくるような錯覚がする。

本館のそばにある街灯。中は普通の電灯なのだろうが、この何ともガス灯チックな見た目が良い。

宿に戻ってからもしばらくはしゃぐちっちゃい人達。明らかにタフになったなぁと、感じる。付いていけないや。