メヘンディ"風"。

先日から、こつこつと細切れの時間で彫っていたのは、こちら。
 
海の生き物をメヘンディっぽさをイメージしつつ、描いてみた。あくまでも参考にしただけなので、ラインはインド風というより、エキゾチックとか、アジアンかも知れない。
この間、梅田GAREの雑貨屋さんで見た、ポーチが印象的だった。サイケデリックなピンクやブルーでタコや魚が描かれている布で作られていて、実は少し欲しかったのだが、あまりに価格が高かったことと、買ったとしても使いようが無いと気づいたことで、最強手段、おねだりにまでは達しなかった。その布の全体のイメージはというと、そう、アニメ荒川アンダーザブリッジ×2のオープニングのような感じ。そういう雰囲気がいつも好きな訳ではないけれど、ポイントに少しだけ欲しいと思う時がある。これらのイメージを踏まえて、自分の好きなように描いてみると、こうなったと言うわけだ。
布に押してみた結果、少し大人しすぎる気もするので、色を変えて、もう一枚押してみる予定。
このはんこを彫る前に、衝撃的なことがあった。いつも見ているさくらんぼさんのページをふらふらと見ていた時のこと。消しゴムはんこを彫っている動画があったのだ。(http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=2357774
カッターナイフが全く動いていない!!
消しゴムを左手に持ち、右手のナイフを動かして切っていた自分にとって、この、「消しゴムを下に置いたまま、くるくると消しゴムの方を動かして切る」という手法はショッキングだった。こんな方法で作っていたのですか!自分は諦めかけていた、彫り跡の美しさや、円の滑らかさは、これが原因ではないのか。
自分の学説を根底から覆されたような気分だったが、これは、試してみなければ。
それから描いたものが、やや細かく、カーブがたくさんある図案だったので、早速挑戦してみたが、最初はどうしてもナイフを持つ手を動かしてしまう。それで慣れてしまったのだ。意識して意識して、やってみる。動画と同じスピードでは出来ないけれど、ゆっくりやってみると、彫り後の違いがよく分かった。なるほど、消しゴムはんこ作家さんは、凄い。まだまだ学ぶべきことがあると、実感した。