夏の飯田線2010 3日目。

下諏訪:晴れ
下諏訪ー(車)→霧ヶ峰ー(車)→上諏訪塩尻→名古屋→新神戸→三宮→岡本
今日は飯田線最終日、列車で旅をしてきたメンバーとはお別れ。諏訪に住んでいる友人と邂逅、車で私の知らない諏訪を案内してもらう。
今年は7年に一度の御柱祭があった年で、その時に御柱が落とされた木落とし坂がこちら。

坂というより崖で、こんな所を木の上に人が乗って滑り落ちていくとは、想像を絶する感じ。
向かうのは、八島湿原。車窓から見えるのは、こんな景色。

湿原付近の駐車場は満車で、霧ヶ峰高原の方へ。高原だけあって、風がしっかり冷たい。それでも、高度の分太陽に近いからか、日射しの突き刺さり方が強い。
ぽわぽわした白い花が綺麗だったが、近づくと、ハチがびっしりで思わず後退り。近くに養蜂場があるとのことだが、高原にこんなにたくさん虫がいるなんて思わなかった。



上諏訪まで車で送ってもらい、帰路。
上諏訪の駅構内に、たくさんの風鈴が。


塩尻で乗り換えの為、下車。


ワイドビューしなので、一気に名古屋まで。

名古屋で一つだけ見ておきたいものがある。赤くない名鉄中部国際空港行きの特急「ミュースカイ」である。この列車は、ホームに入るときに独特のミュージックホーンを鳴らすので有名で、折角名古屋まで来ているのだから、一度その音を聞いてみたいと思ったのだ。
名古屋で少し時間をとり、名鉄ホームで待つー。
来た!ミュースカイだ。

でも、音がしない。あのメロディーか聴きたかったのだが。それでも、思った以上に格好良い車両にすっかり魅入ってしまう。TVでしか見たことの無い列車が見られて、満足。

3泊4日、4人家族になってから、始めての長旅だった。
前回は「おうちかえる」と連呼していた倅くんも、列車に乗りっぱなしで鉄分が満たされていたからか、少し成長したからか、帰りのしなのに乗るまで「かえる」と言わなかった。子供2人に対し、大人6人という環境だったので、遊んで貰ったり、相手をして貰ったり、子供達も楽しかったようだ。特に倅くんにとって、この一時自分だけを見てくれる人、というのは貴重だったはず。
まだまだ至らない部分はあるけれど、子供2人がいてこのように「旅」そのものを楽しませて貰えたのは、メンバーがいたからこそ。ありがとうございます。
またご一緒できたらな、と思いつつ、今年の夏がターンする。