「おうちかえる」。

今治:快晴
今治(しおかぜ20号)→岡山(N700系のぞみ)→新神戸→三宮→home
ゆっくりゆっくりと朝遅くに起床。朝から倅くんは玄関へ行き、「おうちかえる」と帰ろうとする。仕方無く外へ出て、家の近くを散歩する。
今まで何度もタクシーで通り過ぎているけれど、一度も行ったことのない須賀神社へ行くことが出来た。須賀神社狛犬さん。

庭先の花を見ながら倅くんと散歩。

どうやら、この近くに「おうち」があると思っているらしく、実家に入ろうとすると「おうちかえる」と泣く。これには、参った。運良く春祭りのこども御輿が家の前を通ったので、そちらに気を逸らす。御輿を追いかけて行った倅くんは、御輿の休憩中に配っていたジュースのお裾分けをもらって、機嫌を直して帰って来た。昼過ぎ、タクシーに乗って今治の駅へ。家族単位になると、倅くんも落ち着き、しおかぜの中では熟睡モードに。いつもとは違うおじいちゃんおばあちゃんがいたことで、図らずも緊張していたのだろう。
しおかぜの車窓から。


降りて、顔を見に行く。なかなか精悍な顔つきで、格好良い。

横から見ると四国のマークが猫のひげみたいに見えて、ちょっと愛嬌がでるのが、また良い。

新神戸で、新幹線を見てから帰宅する。ちょうどN700系をダブルで見ることが出来た。ドクターイエローは今日もおあずけ。

2泊3日、瀬戸内帰省旅。姫さんを初めてお父さんお母さんに会わせることが出来て、良かった。家族四人での旅も、少し慣れを掴みつつある。今回は、体調を整えながら旅を進めるという荒技を披露。が、体調を万全に整えておけばもっと余裕がでるのは言うまでもない。
倅くんの「おうちかえる」には、「今日のおうちはここだ」で答えることにしているが、言葉が通じなくなってしまった時のアイテムは必要だと実感。特に、電車おもちゃとiPhoneは禁断症状が出ることが判明。「500けーい」「あいふぉーん」と泣き叫ぶ姿は、痛々しくも滑稽だった。普段の生活改善も必要と反省しつつ、今後の課題。また、1泊目は誤魔化せても、2泊目は疲れも出てさらに難しくなる。こちらの体力も必要。姫さんについては、言うこと無し。天晴れな程に旅慣れた4ヶ月児である。