瀬戸内離島、大崎上島ゆき。

神戸:朝方雨 広島:昼過ぎから晴れ
とりあえず、写真のみアップ。
home→三宮→新神戸ひかりレールスター)→岡山(100系こだま)→三原→竹原(高速船)→大崎上島・木江港→きのえ温泉清風館 泊
連休中大人しくしていたのは、この為だった。といえども、体調は万全とはいかず、連日の睡眠不足に加えて喉を痛め、体力気力ともにすでに限界点。そして、朝から雨。その後止む予定はあるものの、なかなかの有様ではないか。慌ただしく駅へ走り、レールスターに乗り込む。せめてもの救いは、倅くんがちゃんと朝食を食べてくれたこと。

岡山に近づき、山の形も変わってくる。雨雲が降りてきている。

その雨も、三原に着いた頃には上がっていた。そして、呉線に乗り換え。これが予想外に綺麗な黄色の列車。

呉線の車窓から。「ローカル鉄道の旅」で見ていたけれど、良い路線だ。程なく海のそばを走り、島が見え始める。

竹原で下車、目的地は離島、船で移動する。あぁ、雨は何処へ行った?寝不足の眼窩に目眩を覚えるくらいの日射し。だが、海だ!海!否応なしにテンションが上がる。
高速船はコンパクトで小回りの効く車のよう。港にキキィーっと乗り付けて、ブブゥーとあっという間に去っていく。こんなに取り回しの良い船を見たのは初めてで、驚く。木江の港からは徒歩で海沿いを歩き、島の南にある宿へ向かう。途中海水浴場があるとのこと、海岸を見られそうだ。

木江は造船所のある町。作りかけの大きな船は、ぺっかりとしたペンキの青に「PANAMA」の文字。

花など見ながらゆっくりと歩く。それにしても、この夏の暑さは予想していなかった。


途中に見つけた鉄のモニュメント。「天の鳥船」というものらしいが、わからない。が、こういう勢いのある訳の分からないきれいなものは、好きだ。

そして、木江の海水浴場へ到着!これは、良い!綺麗な水だ。マリンブルーも言うこと無し。
海へ出てすぐの所にはやや浮遊物があったが、少し奥の海岸へ行くと、とても綺麗。砂は白く細やかで、体重をかけると足がずずっと沈み込んでいく。この不思議な触感の砂がすばらしく魅力的な海岸だ。



灯台を過ぎて、本日のお宿「清風館」へ。

2階の部屋からの眺めはこんな感じ。

露天風呂から、海が見える。
この日は平日だったからか人も少なく、大浴場は貸し切りになった。この後、2度浴場へ行ったけれど、誰とも会わなかった。

日が暮れてきた。

ちょうど姫さんが寝ていたので、夕暮れ時の露天風呂へ。

流石に二人とも疲れたか、いつもより早めに就寝。海を見て忘れていた疲れが押し寄せてきて、意識を失うように、こちらも就寝。