サイクルモード 2009。

晴れのち曇り
今年もやって来た、インテックス大阪でのサイクルモード。行けるかどうかと思っていたが、体調も変わりないので、行くことにした。

ぐるっと回って、目に留まったものはー。
TREKのママチャリ。ECO自転車として展示されていたけれど、スポーツ車では無いTREKは初めてみた。とてもレトロな感じで統一されていて、これはこれで格好良い。

EDDY MERCKXの女性モデル。主様が長年愛車として乗っているメルクスに、女性モデルが出ていて、ブースも去年より大幅拡大。変わったり変わらなかったりしていたロゴも一新したらしく、イメージががらっと変わっていた。
スローピング（一番上のフレームが水平では無く少し下がっている）のフレームだけれど、あまりスローピングを強調していない感じが良いなと思った。TREKも女性モデルがあるが、MERCKXの方が超個人的に好みだ。

ちっちゃい人を歩かせながら、アンケートなどなどしていたら、景品を貰った。自転車に乗るときの裾バンド。
この日、新城選手と別府選手（2人は今年ツールドフランスに出場して完走した選手）、今中さんが来るらしく、丁度時間のタイミングも良かったので、ステージインタビューを見ていくことにした。ツールに出るかな、と思っていたけれど、まさかこんなに早く出るとは思っていなかった。前年、サイクルモードで見かけた新城選手は、今度はステージの上にいたけれど、雰囲気は全く変わらず気の良い兄ちゃんという感じだった。インタビューを聞いている間にちっちゃい人は寝てしまい、もし、将来自転車に興味を持つようになったら、「君、新城選手が近くにいるのに寝ちゃったんだよ」って言ってやろうと思った。

それから、写真無しのレポートとして、一つ。今回、電動アシスト自転車に初めて乗った。ママ友さんで電動アシスト車に乗っている人は結構いるものの、こんな激坂の上に住んでいながら、まだ私自身が乗ったことは無かったのだ。一度乗ってみたいと思っていた。
普通のママチャリと、後ろに子供乗せ用シートのあるもの2種に試乗。なんと言うか、自転車というよりバイクのような感覚。試乗コースの坂も、うぃーんと進む。アシストなので、ペダルを回さなければ力は働かないのだけれど、足を回した時の加速が今まで体験したことの無い力だった。カーブを小さく回ろうとするのに、加速して大回りになってしまうのが乗り慣れない気がしたものの、凄く画期的な乗り心地だと思った。乗っている時は良いものの、やはり弱点は車体の重さ。限られたスペースでバックするのも一苦労、車庫入れが大変だ。
乗ってみて、欲しいかと聞かれたら、やっぱり、いらないかな。最初に坂の上に住んでいて、後から自転車を選ぶなら、これを選んだかも知れない。愛車と自分の足の力で坂を登れることを一度知ってしまったら、もうこれを選べない。何かはわからないけれど、何かに負けた気分だ。今、妊娠10ヶ月、重い体になって、もう坂を自転車で登れない。自転車を押して上る度に、もの凄い敗北感。けれど、いつかまた、この坂を自転車で登れる日が来るはず。その日ができるだけ早く来れば良い。
そんなことを思ったりした、今年のサイクルモード。