八景島シーパラダイス

とにかく規模が大きく、島全体がアミューズメントパークになっている八景島。今回買ったのは、「アクアリゾートパス」という、アクアミュージアム・ドルフィンファンタジー・ふれあいラグーンの3施設に入れるチケット。遊園地系は無しで水族館系のみ網羅するチケットである。
シーパラダイスというエリア自体は入場無料なので、水族館に入らずに食事をしたり、ミュージアムショップで買い物をしたりということが可能なのは、面白い。
遊園地も楽しもうとすると一日では足りないということなのか、島内にホテルもある。
ちっちゃい人が先へ先へと歩いていってしまって見れなかった展示もあったので、完全なレポートにはなっていないが、一応3施設は踏破できた。
まず最初にアクアミュージアムへ。入り口付近で皆、丸い窓を覗いているので、何かと思って覗いてみると、大きいシロイルカが。それだけで、感動。
ちょうどショーの時間だったので、4階へ上がり、橋の上から眺める。アシカ・シロイルカバンドウイルカ・セイウチなど、海獣のショー。
シロイルカは、見れてとても良かった。大きさと優雅さが独特の雰囲気を作っていて、不覚にも感動。

1階へ戻り、メインの巨大水槽。他の水族館の大水槽と違うところは、エイ・サメ達と一緒にイワシの大群が泳いでいること。これだけの大群は別水槽になっていることが多い。
突然音楽が流れ、イワシがぐわっと流れを変えるイワシイリュージョンというイベントがあった。人だかりであまり見れなかったが、ちらっと見ただけでも、迫力が凄かった。この大水槽はハマると、離れられなくなる。イワシの美しさに見とれエイに見とれサメに驚き、海に沈んだように座り込んで一日過ごせる勢い。上からの光の強さなのか、似たような海遊館の大水槽よりクリアに感じた。

光を通すイカが綺麗。トンネルの中を上るエスカレータで2階へ。

ウツボの水槽。隣にチンアナゴクマノミミズクラゲの水槽が幻想的な絵画のように並ぶ。


次にドルフィンファンタジーへ。然程大きくない建物だが、トンネル水槽の上を空を飛ぶように泳ぐイルカ達がみれる。記念写真を撮るなら、ここだ。人懐っこいシロイルカもいる。
最後にふれあいラグーンへ。最初に施設の説明や注意点のビデオがあり、係員の説明と合わせて10分程の時間が長いが、中へ入ると凄い世界。
ここはさらに、ホエールオーシャン・ヒレアシビーチ・サカナリーフの3つのゾーンに分かれている。今回、時間と体力切れでサカナリーフは見れず。
ホエールオーシャンでは、ガラス越しでないイルカがかなり近距離で見られる。

触れることのできる海獣達もいて、かなり貴重な体験。ただし、ここは事前知識が欲しかったところ。人気のイルカタッチ等は別途イベント料金がかかり、すでに定員に達していた。最後に至近距離のイルカではしゃいで、疲れ果てたので、撤収。
3施設に分かれていることもあって、とにかく規模が大きいので、体力がいる水族館だ。エンターテイメント系の水族館で、詳しい解説より華やかさとパフォーマンスを誇る。特にシロイルカイワシの大群は印象的だった。
ふれあいラグーンはとても新しい試みの施設。子供だと最後は疲れて寝てしまう可能性があるので、最初に行った方が楽しめたかもしれない。「イルカと泳ぐプログラム」と目的を定めて来るのなら、ここだけでも十分一日楽しめる。
いくつかの展示を見落としたが、それでも見所満載で最後はぐったり。また来ることがあったら、1つの施設をゆっくり見てみたいと思う。