「創造妊娠」に行って見た。

晴れ
昼はママ友さんとそれぞれのちっちゃい人計6名で、神戸屋レストランでの波乱万丈ランチ(やや過大報告)。
午後から、古くからの友人がグループ展をしているとのことで、大阪・中崎町にあるギャラリーに行って見た。
本来は前の土曜か日曜に行くつもりだったのだが、愛車が帰ってきてはしゃいでしまい、すっかり忘れていたところで、展示最終日の今日になっていた・・・。
中崎町を降りたところまでは良かったが、やや迷走し、親切な野菜屋のおばちゃんに道を教えてもらって辿り着いた、「ギャラリースペース イロリ村」。

沖縄の芸大で出会った9人のメンバー「アトリエmore」による、最初の展示「はじめまし展 創造妊娠」。
ママ友さん一人とご一緒したのだが、メンバーの方が暖かく迎え入れてくれた。
中はオフホワイトの明るい部屋で、洗練された印象だが、冷たくは無い。作品は間をもって置かれ、とてもゆったりとした空間だった。

展示されている絵や作品は、鋭くはあっても、身を切りつけるようなことは決してせず、子供を安心して歩かせられた。
その後も2階のスペース等をはしゃぎまわるちっちゃい人達を、やさしく見守ってくれ、遊んでもらい、さらにはお茶まで頂いた。
その時来ていた絵描きさんが、メンバーをスケッチしていたのだが、何と、うちのちっちゃい人も描いて貰った。出来上がったちっちゃい人の絵を見て、あまりに自分に似ていたのが、なかなかショッキングだった。こんなに似ているのか、親子マジック・・・。
会場でお世話になりましたアトリエmoreの皆様、ありがとうございました。
人の絵を見ると、大抵いつも自分も描きたくて描きたくて仕方なくなる。それでも、以前自分が持っていた、今描かなければ死んでしまうというような黒い炎は今の自分には無い。時間が無くても金が無くても描くのが画家なら、私はもう画家にはなれない。だとしても、何年か経って、画家じゃない自分が描かずにいられない絵があったとしたら、それはぜひ、見てみたいものだ。