第2回 ペンローズへの挑戦。

今日も、ペーパークラフトペンローズの三角形に挑む。
適当に、定規も全く使わずに、ある角度から見たらペンローズっぽく見える方向に持って行く。

正確さは全く無いのだが、感じは掴めてきた。
さらに、色々と検索して調べていると、折りたたみは出来ないが、ペンローズの三角形を紙で作るというものがあった。
高校数学教材ikemath(http://www.geocities.jp/ikemath/album/illusion.html)。これは型紙も公開されていて、実際どうなっているかは、作ってみれば分かるとあるので、作ってみた。

よくよく見なければ、結構騙される出来。あまり厚くない紙で作っているので、たわんでいる部分があり、精確さを欠いているのだが、ちゃんと作れば拡大にも耐える作品になるだろう。
数箇所糊付けするだけの、とても簡単でスマートな型紙になっていて、これは凄い。この型紙にあるパーツも、設計図のパーツと一致する部分がある。
これを完成させるポイントは、写真を撮って見ること。つまり、二つの眼では無く、一つの眼で見ることなのだ。
これを折りたたみ式に出来れば、良いわけなのだが。ここで宿題のペンローズとikemathのペンローズを見比べてみると、エッシャーの滝のように見て水で考えた場合、流れが逆になっている。この作品はコトッと横に傾ければ良いとか、裏向ければ良いという技が使えないので、全て対称に考えることになる。さて―。今日はここで時間切れ。
高校で散々やった数学、今になってまた「数学」の文字を見るとは思わなかった。途中で愛想をつかしたのは、自分の頭の回転の悪さが嫌になったからで、決して嫌いだった訳じゃない、のかも知れない。