グルメ・バースディ

晴れのち曇り
今日の日をもって、ひとつ、老ける。それでも、おめでとうと言われるとやっぱり、嬉しい。
お祝いだ!好きなもの食べに行こう!ということで、昼にはフルティエ・コムシノワでケーキ三昧、夜はインド料理ということに。
三宮にインド料理屋さんは数あれど、今日行った「SONARUPA(ショナ・ルパ)」はママ友さんの大のオススメで、ここのチキンバターマサラカレーが絶品だとか。そんな話を聞いて以来、凄く凄く楽しみにしていたのだ。
5時半すぎ、ディナーの時間オープンすぐに店へ行く。今まで行ったことのあるインド料理屋さんとは雰囲気が違う。カジュアルな服装で来たことを少し後悔するくらい、上品なセッティング。インド料理屋さんといえば、ジャラジャラと布や象やオブジェが氾濫し、壁には鼻の長い象の神様とかサイババとかのポスターが貼ってあるようなところしか知らなかったからだ。
 象も居るけれど、ディスプレイがとてもシンプル。
夕食にインド料理と決めた時は、コースを頼むことが多かったのだが、今回は単品で頼む。
トマトスープ・タンドリチキン・サモサ・チキンバターマサラカレー・オニオンクルチャ・エビのビリヤニを注文。

まず、最初に出てきたトマトスープの美味しさに驚く。辛さもトマト特有の酸味も無く、けれど、スパイシーで、調理過程が想像不可能な味。続く料理に期待がかかる。
タンドリチキンは結構辛さを効かせていた。サモサはカレー風味。そして、チキンバターマサラカレーは納得の美味しさだった。私がナンが好きなので、ライス料理を頼んだことが無かったのだが、今回初めてビリヤニ(インド風ドライカレーとあるが、ピラフに近い)を食べた。これが、美味しい!ボリュームたっぷりの一品だったが、ナッツとエビとスパイスがバランスよく入っていて、一気に食べてしまう。
本当なら、食後のチャイでゆっくりしたいところだったが、ちっちゃい人の声が出始めて、早々に退散。
ガラス窓の向こうに見えるシェフはややぶっきらぼうな人だが、味は満足。
こんなに美味しいものが食べられるなら、歳をとるのも、悪くない。