チキンとほうれん草のココナッツカレー

一度作って見たかった、ほうれん草のカレー。以前、相当苦労して作っていたポタージュ系のスープがミキサーを導入してから、とても簡単に作れるようになった。今回のカレーもミキサーを使う。
《かなり適当レシピ》
材料
ほうれん草1束 玉ねぎ1個 にんじん1/2本 じゃがいも(メークイン)2個 鶏スペアリブ8本 ココナッツパウダー(残っていたもの全て) カレールゥ2欠け 塩適量
しょうが(チューブのもの使用) にんにく1/4欠け ローリエ1枚 バイマックルート1枚 ターメリックカイエンヌペッパー・コリアンダー・カルダモン・タイム・ナツメグガラムマサラ適量
ほうれん草は茹でて冷ましてからミキサーにかけてペースト状にする。
玉ねぎは薄切りで炒め、細かめの角切りにしたジャガイモを加え、鶏肉・水を加えて圧力鍋で加圧7分、自然冷却。しょうが・みじん切りにしたにんにく、ローリエ・バイマックルート、すりおろしたにんじん・ほうれん草ペーストを加える。湯で溶かしたココナッツパウダーを加える。加熱しながら、塩・スパイスで適当に味つけする。少し弱火で煮込み、できあがり。
 かなりインパクトのある色。
結果から言うと、インド風タイ風ジャパニーズカレーとでも言うしかない味になった。それが、なんと、美味しかったのだ!
バイマックルートというのは、タイ料理に使われるリーフで、こぶみかんの葉とある。すぅっとした清涼感のある香りが特徴で、タイカレーに入ると独特の爽やかさが出る。以前、インドカレーを作ったときに一枚だけ入れてみたら、爽やかで美味しかったので、今回も入れて見たのだが、取り出すのが遅かったので香りがかなり強めに出てしまい、インドカレーともタイカレーともつかない怪しい味付けになってしまった。それでも、ココナッツとの相性は絶妙、である。
今回悔しかった点は、スパイスがいくつか切れていたこと。クミンが全く残っていなかったのを失念していた。カルダモンも残り僅かだった。この2種はメインの味付けで使い、きらきらとした鮮やかな香りを出すのだが、この2種が無いとなると味が希薄になる。そこで仕方なく市販のルゥを使った。
ココナッツが味をマイルドにし、後からカイエンヌペッパーの辛さがじんわり来る、複雑な味のカレーだった。
次にほうれん草のカレーを作る時には、ちゃんとインドカレーで作ってみたい。