温泉オフ。

onoa2008-12-06

神戸:晴れ 群馬・中之条:晴れのち一時雪
師走、怒涛のオフイベントの幕開けである。
home→新大阪―(東海道新幹線)→東京―(長野新幹線)→高崎―(JR吾妻線)→中之条→四万温泉
吾妻線の車窓から。神戸の山とはとんがり具合が違う、群馬の山々。

四万温泉、やまぐち館の四万川の湯。大露天風呂が女湯の時間帯だったので、お題目を見ることができた。

細い道を進み、見えてくるのは日向見薬師堂。

驚いたのは、薬師堂の側の土手から湯気がほわほわと昇っていること。
温泉郷の最奥に本日のお宿、中生館がある。鄙びた旅館で、雰囲気は湯治場といった感じ。整った設備や美しさより、この雰囲気と気兼ねの無さを楽しむところ。
この日、たまたま女性客が私一人だった為、旅館の方に「女湯の方を家族風呂として使ってもらったら良いですよ」と言っていただき、ちっちゃい人も一緒に家族で温泉を楽しむことが出来た。お湯は透明でさらっとしており、飲むこともできる。中生館では、薬師の湯・月見の湯に入る。内風呂に入ってからでないと露天風呂に入れないくらい寒い。露天からは、既に枝だけになった林越しに、少し目を細めた月が見えた。シャワーは無く、水道にはホースが繋いであるだけと、なんとも野趣溢れるお風呂だが、温泉の湯を贅沢に使え、泉質は文句なしに良かった。
総勢10名(ちっちゃい人を入れると11名)で、夕食後飲みつつ(我が家は飲めない)、お菓子を食べ散らかすのが夢のように楽しかった。